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ニクソン【51‐30】クロノグラフを自分で安く電池交換する方法

この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃なる手数料を節約すること”を目的としています。
実践すれば電池代だけのワンコインで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。

51-30の電池交換は結局自分で作業するのが一番安い

くしゃみ100man
くしゃみ100man
NIXON止まってるな~。
時計屋行くの面倒だな~。
お金もったいないし…

なんて思っていませんか?

お店に電池交換を依頼すると工賃なる手数料が掛かり高い料金設定になっていますよね。

料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
今回紹介するニクソンは防水性能が300m表記なのでダイバータイプ。
一般の時計店に依頼した場合、メーカー送りになり3,300~5,500円程度かかります。

毎度のことながら高く感じませんか?

51-30ダイバー(クロノグラフモデル)を時計屋さんに持って行っているのに、防水が強いとの理由からその場で電池交換せずに修理センター送りになる店舗も多く何だか…モヤモヤしますよね。

ちなみにこのモデルに採用されているムーブメント(内部の機械)はシチズンのMIYOTA製。
つまりは国産品です。

国産ムーヴなので作業自体は非常に簡単!
裏蓋を開けてしまえば1分程度で電池の入れ替えは完了します。

51-30系の作業工程はどれも同じ

くしゃみ100man
くしゃみ100man
同じようなモデル持っているけどクロノじゃないよ

という方でも安心してください。
基本的に電池の型番が違うだけで全部方法は同じです。
例えば👇のタイプ。

上の写真の場合にはアメリカ製の機械が入っていて、電池品番SR927SWが入っていました。
しかし、裏蓋の構造などは全く一緒なのでこの記事を最後まで見て頂くとスムーズに完了すると思います。

実は電池交換作業は『テクニック不要で激安』に自分で出来るもの。
それがしゃっくり100男の電池交換解説。

何故ならテクニック不要なので作業時間5分程度激安なのは一番の料金コストが電池代ではなく作業工賃だからです。

気になる料金比較

宅配で電池交換を承っているドクターウォッチの料金を例に出して比較してみましょう。

引用:ドクターウォッチ公式HP

電池交換
比較表
店舗へ依頼した場合 セルフ
(初回)
セルフ
2回目以降
費用 2,200~
5,000円
2,000円
以下
約270円
作業時間
納期
2~3週 5分以内 5分以内
しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
表を見ただけでも初回だけ工具を買うことで一生節約できることが分かります。
≫必要工具(オープナー)はコチラ

店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。

料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
コスト面など詳細は下記参照👇
『図解で分かる腕時計電池交換と時計せどりナビ サイトの紹介』

結論Amazon(最安200円以下)や楽天などで安い電池や工具を自宅に居ながらにして取り寄せるのをオススメしていますが、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。

節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるハズです。
是非最後までご覧くださいね。

作業編/裏蓋の開け方から閉めるまで

裏蓋はスクリューバックなのでスクリューバックオープナーを使用して反時計回りに回すと簡単に蓋は開けられます。

詳しい詳細は過去記事を参照してください。
≫めちゃくちゃ簡単!種類別腕時計の裏蓋開閉方法

開けた状態👇

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電池の外し方

電池の側面(赤〇部分)へピンセットドライバーを当てて、矢印方向へ。

しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
ポイントは掘り起こすように電池を取り出しましょう。

新しい電池の入れ方

入っていた電池はSR626SW

海外製のもっと安い電池(RENATA製など)についつい手を出したくなりますが、液漏れのリスクがありますのでなるべく国産品を選ぶようにしましょう。

手順/写真左から

  1. 電池を下へ押し込みながら電池右側の”押さえ”を右矢印方向へ
  2. 工具を使い”押さえ”を右へズラしながら電池を押す
  3. 電池が機械底へ付いたら工具を離す

電池を外した作業の逆をすれば良いだけですのでそれほど説明は不要ですよね。
針が動いていることを確認して電池交換作業は終了。
※動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認。
押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。

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裏蓋の閉め方

指で時計回りに裏蓋を回らなくなる限界位置まで回し仮留めします。
あとは開ける時に使用したスクリューバックオープナーで限界まで時計回りに閉めましょう。
これでセルフ電池交換は終了です。

自分で電池交換するデメリット

防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。

万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によっては文字盤や針などの交換が伴いますので非常に高額料金に…。

きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策

使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。

宅配依頼で4,950(税込み)

大切に扱ってくれる時計修理【リペスタ】

節約できた時間と費用

一般の時計店では電池交換できないため、宅配で電池交換事業を展開しているドクターウォッチへ送った場合を例に出してみましょう。

引用:Doctorwatch公式サイト

電池交換のほかに防水試験、パッキン交換、ベルト洗浄が含まれて税込み4,400円+往復送料が掛かります。
結果的に5,000円程度は掛かる模様。

しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
冒頭でセルフ電池交換料金をお伝えしましたが覚えてますか?

覚えていない場合は👇をクリック!

自分で電池交換した場合

電池代だけの200円以下。
スクリューバックオープナーを購入しても総額1,700円程度で完了します。

結果

超音波洗浄機を購入すると自宅で格安ピカピカに👇

【51-30】クロノグラフ電池交換まとめ

電池交換
比較表
店舗依頼 セルフ
初回
セルフ
2回目
費用 2,200~
5,000円
2,000円
以下
約270円
作業時間
納期
2~3週 5分以内 5分以内

テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できると思います。

フォーカス面

  • 自身での電池交換料金は約270円
  • 節約金額は約2,000~4,200円
  • 時間は5~10分程度
  • 自分では防水試験が出来ない

以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。

他の時計のムーヴメント編や他クロノグラフの電池交換編やセルフメンテナンス方法を配信中ですの他の時計も是非ご覧ください。

最後まで読んで下さりありがとうございました。
ではまた。

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