ズッカの電池交換は結局自分で作業するのが一番安い
と思ってこの記事を見ているあなた、ラッキーです。
実は一見すると小さくてベルトは細く、何だか難しそうなzuccaの腕時計ですが、実はベルトを外す必要があるだけであとは一般的な時計と全く同じ作り。
しかも裏蓋は片手の力程度で閉まるというお手軽さ。
このサイトではセルフで電池交換やメンテナンスをし、長期的に見て時間とお金を節約することを目的として配信しております。
一般的な電池交換例
全国に出店しているタイムステーションNEOの料金表を例に出してみます。
ZUCCA 電池交換 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 1,650~1,980円 | 1,000円 以下 |
約250円 |
納期 | 2~30分 | 5分以内 | 5分以内 |
自身で電池交換できるようになるだけで、大幅な支出カットで節約が可能。
ですが自分でやったことが無いと何も分からないわけですから
こんな声が聞こえてきそうです。
実はめちゃくちゃカンタンですから。
各ムーヴメントの電池交換方法を画像付きで解説しておりますので、きっと読んで下さっているあなたがお持ちの時計もお店に持ち込まずにセルフで出来るようになります。
プロフィールや電池交換代金のカラクリは下記リンクからご覧くださいませ。
≫電池交換料金のカラクリ
作業手順
- ベルトを外す
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- ベルトの取り付け
ベルトを外す
まずは写真のバネ棒を外す必要があります。
ケース側面に横からバネ棒を押して外すための穴が空けられています。
ここへ細いピン(安全ピンでも可)を挿し込みます👇
するとこんな感じでバネ棒が外れました。
ここからガラスを押し込んで時計部分をベルトから取り外す手順です。
簡単でしょう。
裏蓋を開けて電池交換作業
zuccaの製造元はセイコーウォッチなので写真のように開け口の表記が裏蓋に刻印されています。
【R2】なので2時位置にコジ開けを挿し込むと蓋はスムーズに開きます。
開けるコツ
- 刃先がケース内に入り込みすぎないように両指で押さえる
- 2時位置に矢印方向へ突き刺す
- 蓋に当たりコジ開けが止まるので上下に振る
(赤〇部分)
開け方は過去の記事
≫種類別腕時計の裏蓋開閉方法
を参照してください。すぐに理解可能です。
という方は読み飛ばして早速開けてみましょう。
リューズが上方向へ来るように時計を置いて、ピンセットや細いピンで電池を外します。
ポイント
電池側面にピンを当てて、矢印方向へ掘り起こすように押し出す。
これだけで簡単に電池は外れました。
新しい電池を入れる
電池番号はSR516SWです。
海外品(renata製など)は安いのですが国産に比べ液漏れしやすいというデメリットがあります。
なるべく国産を選びましょう。
先ほど電池を外した時と逆の作業をする必要があります。
とは言えこの機械の場合は上から電池を押し込むだけですので、説明のしようも無いのですが…。
時計を見て動いているのか確認。
秒針の無い2針の時計なので1分位は見ている必要があります。
停止している場合はリューズが押し込まれているのか確認する。
※押し込まれた状態で動いていない場合は残念ながら故障です。
この場合はオーバーホールが必要です。
オーバーホールなら【リペスタ】
時計にベルトを取り付ける
カンタン2ステップ
- ベルトの間に時計を滑り込ませます。
ここからバネ棒を取り付けて仕上げです。 - バネ棒の片方をケース内側の穴へ挿し込んでから、もう片方はマイナスドライバーなどで伸縮するバネ部分を縮ませて反対方向のケース内側へ挿入する。
2本バネ棒を取り付ければすべての作業は完了です。
ベルトの取り換えが出来るようになると、気分でベルトチェンジも可能になりますのでおすすめスキルの一つです👇
作業時間と費用
慣れてくるとこの一連の作業自体はものの5分程度で出来るようになります。
一般の電池交換代金最低でも¥1,650円のところ、ご自身で作業すれば電池代の¥300程度で出来てしまいます。
わざわざ電池交換をしに駅前やショッピングモールまで出かける必要もないですし、混んでいた場合の待ち時間もないので助かりますよね。
もし待ち時間があった場合に、時間潰しで余計な買い物までして出費しそうですから。
ZUCCAの時計を自分で電池交換する方法まとめ
ZUCCA 電池交換 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 1,650~ 1,980円 |
1,000円 以下 |
約250円 |
納期 | 2~30分 | 5分以内 | 5分以内 |
長々と解説してきましたが、難しいことは書いていないつもりです。
なるべく簡単に要点をまとめていますので、ご自身でも出来るのではないでしょうか。
フォーカス面
- 店舗依頼は”工賃”(手数料)が高い
- 自身で”作業工賃”を節約できる
- セルフは電池交換費用ワンコイン以下
- 自身ですると作業時間5~10分程度
- ベルト交換できるスキルが身に付く
具体的な節約額は最大1/8の費用で収まり、金額にして約1,300円。
『時は金なり』大幅な時間の節約も可能となります。
節約志向が強く、手数料を抑えたい方には最適な手法でした。
ここまでお読みいただけた方は、失敗し辛いこともご理解いただけたかと思います。
しかし失敗はなくても実際に行動する方はほんの一握り、10%程度の様です。
この”10%の行動した人”のみが残り90%の人との差で、時間とお金に余裕が生まれる理由となりますので、ぜひ一歩踏み出してみてください。
ではまた✋
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