発売前から評判の高かった5SPORTSのGMTデザイン
こんにちは、腕時計の修理士兼、腕時計レビュワーのしゃっくりです。
発売前から評判が高く、予約殺到してなかなか手に入らなかったセイコー5スポーツGMTをようやく手に入れましたので、徹底レビューしていきたいと思います。
こんな方にオススメ
- スポーツタイプの国産時計が欲しい
- 価値の落ちづらい時計を所有したい
- 時計通の人にも一目置かれたい
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なぜGMTデザインは人気化したのか…
この記事を読んでいる方なら察しが付くかもしれませんが、ロレックスのGMTマスターⅡにとても似ていて、近年のロレックス高騰により「買いたくても買えない需要」を取り込んでいるところが背景にあります。
上写真がロレックスGMTマスターⅡとなります。
現在定価で864,000円(時価)ですがほぼ定価購入は不可能。
ロレックスマラソンという言葉もあるほど、複数店舗を回っても購入できません。
ちなみに並行輸入店では現在約150万円前後のプレ値が付いております。
もちろんメーカーも違えば素材や仕上げも違うのですが、信頼性のある国産で同じようなデザインの時計が発売されれば注目度が上がるのも納得できます。
下記を参照してください。
https://shakkuri100man.com/rolex-gmtmaster2-116710/
GMTマスターⅡとの比較
比較表 | セイコー5 GMT |
ロレックス GMTマスター |
ベゼル 素材 |
ハードレックス | セラミック |
ガラス 素材 |
ハードレックス | サファイア |
最大駆動時間 | 41時間 | 48時間 |
針 デザイン |
ブロードアロー | ベンツ |
裏蓋 スケルトン |
〇 | × |
日差 | -35~+45秒 | クロノメータ -4秒~+6秒以内 |
防水力 | 10気圧 (100m) |
10気圧 (100m) |
比較をするとやはり高級なロレックスに軍配が上がりますが、価格差があり過ぎますから参考程度にご覧くださいませ。
外装の違い
取得単価的に両社で大きく異なりますが、似ていることは確か。
メリット・デメリットを踏まえレビューしていきます。
ガラスを比較
SEIKO | ROLEX |
ハードレックス | サファイア |
まずガラスがハードレックス?となりますよね。
SEIKO社独自の技術で開発されたガラス素材。
傷が付きにくいのが特徴でセイコー製の時計の風防に多く使用されていますが、硬度は非公開とされています。
ベゼルを比較
SEIKO | ROLEX |
ハードレックス | セラミック |
ベゼルはロレックスがセラミックなのに対し、セイコーはガラス素材が採用されています。
この点は金額的に仕方ないのですが、セラミックっぽい見た目に寄せようとしたセイコーの企業努力に敬意を表します。
デザインは同じ24時間表示となります。
裏蓋の違い
SEIKO | ROLEX |
スケルトン | スケルトン不採用 |
裏蓋はセイコー5がスケルトンで内部ムーヴメントを見ることが可能。
ロレックスは裏スケ自体の製造がありません。
性能の比較
それほど違いを気にしなくても良い性能や、時計としての実力を解説していきます。
精度を比較
1日にくるう最大の精度を表す「日差」
SEIKO | ROLEX |
-35~+45秒以内 | -4秒~+6秒以内 |
時計にはそれぞれ個体差があり、必ず上記の秒数分がズレるわけではありません。
この精度の範囲内で落ち着くように設計されていますので、実際には上記より精度が良くなっていることが多い傾向です。
パワーリザーブ
SEIKO | ROLEX |
最大41時間 | 最大48時間 |
セイコーが最大41時間に対し、ロレックスが48時間。
7時間ほど差がありますが、毎日着用する場合にはどちらも大差ありません。
時計を時計を外した翌日も動いていますから、気にする必要はないでしょう。
防水力
全く同じ10気圧防水でした。
価格が安くても定評のある国産時計メーカーですから、防水性は信頼できます。
SEIKO5SPORTSの外装レビュー
最近のロレックスGMTマスターへ寄せたブレスレットデザイン。
横から数えて5連駒のジュビリーブレスは、本来ドレスウォッチに採用されてきた歴史があります。
これをスポーツタイプへ採用することで、「ハズシのデザイン」として現在人気となりトレンドとなりました。
大元は下記のデザインと推測されます👇
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着用画像
5連ブレスレット駒が細かいため良く手首にフィットする構造。
見た目はダイバーズウォッチですが、10気圧防水なのでケースは厚過ぎず上着の袖がモタつくことなく装着できます。
ガラスデザインはほぼ同じ
サイクロップスレンズ(拡大レンズ)が3時カレンダー位置に配置され、瞬時に正面から日付の確認を可能とします。
メリット | デメリット |
正面から日付が見やすい | 斜めから日付を読み取れない |
日付窓の小型化でデザイン性を損なわない | レンズをぶつける可能性大 (欠ける場合あり) |
ロレックスの場合はサファイアガラスなので欠ける心配は少ないのですが、セイコーの場合には素材がハードレックス(硬度非公開)なので、傷が付きにくいガラスとは言えやや懸念は残る仕様となっています。
リューズ位置は手首の負担を軽減する位置に設計
手首を曲げた時にリューズが4時位置にあるため、これが当たることなくスムーズに曲げ伸ばしが可能。
手首は自由自在です。
逆に3時位置にあった場合は手の甲にリューズが刺さってしまい、着用に慣れるまで時間を要します。
これらはどちらがどうと言うことではなく、設計やデザインの領域となりますが、筆者としては4時位置リューズの方が気が利いていて嬉しく感じます。
某ダイバーズウォッチを着用時に、3時位置のリューズが大きすぎて手の甲に何度も当たり流血した経緯があります。
時計好きにはうれしい裏蓋スケルトン
男のロマンですよ!
特に裏スケルトンには意味はないのですが、内部機械はナゼか見えると嬉しいもの。
見えないより見えている方が話題にもなります。
何となく手が込んでいる様な感じがしますよね。
≫裏スケ復刻のプレサージュのレビュー記事
主なEC販売状況⇒プレゼントにも最適
在庫が落ち着いてきたとはいえ、Amazonは未だに在庫は少なめ。
代わりに楽天やヤフーは潤沢に在庫があり、実質割引で購入が可能です。
お店で購入した場合には1年保証ですが、EC購入は安く変えて長期保証が嬉しいですよね。
このように考える方もいらっしゃるかと思いますが、絶対にオススメしません。
必ず損してしまいます。
理由は下記の記事をご覧くださいませ。
≫【4選】腕時計のアウトレット品を買ってはいけない理由を解説
セイコー5スポーツGMTは価値が下がらない!?
×印はアルマーニでした。
この記事を書いている時点でのメルカリ販売状況で「新しい順」で検索した結果。
4万円台後半で販売されており、定価52,800円からの下落率は約1割程度でした。
ポイントバックも踏まえると全く価値は下がらない結果となっております。
例えば楽天のお買い物マラソンやヤフーのpaypayジャンボで購入した場合には、さらにポイントバックされます。
この場合、そのまま売ってもプラスになる状況となっています。
このような状態とも言えます。
何が言いたいかというと、気楽にポチってOK!
逆に言うと、思い切って買うような時計ではないということ。
今後価値が上がるかもしれませんし、価値の下落が少ないのなら使った分だけお得になります。
SEIKO5vsロレックスの比較レビューまとめ
フォーカス面は以下の通り
- ようやく在庫が正常化し買える状況
- ROLEXのGMTマスターに寄せたデザイン
- 外装&性能には大きな差があるがコスパ◎
- ネット購入は長期保証+実質割引
- 価値が下落しづらいから気軽に買える
価格的にロレックスにはもちろんかないませんが、価値の下落が少なくリセールバリューが高いのは購入するうえで大きな後押しになる要素となります。
買って損するようなデザインではないですし、そもそも欲しい人が大勢いる時計なので売るときも安心。
予約販売に申し込んでいる方は、未だに連絡を待っていることでしょう。
EC購入ならば今すぐ買えて、実質大幅割引も受けられます。
特にAmazonは在庫が少なめです。
下記にリンクを貼っておきましたので、ぜひ普段お使いのECサイトからチェックしてみてください。
この記事を読んでロレックスが欲しくなった方はコチラもおすすめです。
≫ROLEXを0円取得する方法
https://shakkuri100man.com/rolex-gmtmaster2-116710/
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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