この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃なる手数料を大幅に節約”することを目的としています。
実践すれば電池代だけのワンコイン以内で基本的に全ての時計を電池交換可能です。
費用300円程度!ポールスミスは自分で電池交換可能
時計屋行くの面倒だな~。
お金もったいないし…
なんて思っていませんか?
お店に電池交換を依頼すると手数料が掛かり高い料金設定になっていますよね。
全国のイオンなどに出店しているクロックハウスを例に出して表にまとめました。
セルフvs店舗依頼の費用面を比較
引用:クロックハウス公式HP
比較表 | 店舗依頼 | セルフ (初回) |
セルフ 2回目 |
費用 | 1,628円~ | 1,000円 以下 |
約270円 |
作業時間 納期 |
2~30分 防水検査時は2週間~ |
5分以内 | 5分以内 |
料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は10気圧(100m)防水のため預かり修理になります。
ポールスミスの場合、一般的なのが時計店に依頼した場合1,650~3,300円程度かかることが多くなります。
毎度のことながら高く感じませんか?
ロフトの時計屋さんでは電池交換のほかに、防水検査と”パッキン交換”をセットで案内され3,300円掛かるようになっていました。
ファイナルアイズ(クロノグラフモデル)を時計屋さんに持って行っているのに、防水が強いとの理由からその場で電池交換せずに修理センター送りになる店舗も多く何だか…モヤモヤしますよね。
基本的にPaulSmithの時計はどれも同じ手順
という方でも安心してください。
基本的に電池の型番が違うだけで全部方法は同じです。
実は電池交換作業は『テクニック不要で激安』に自分で出来るもの。
それがしゃっくり100男の電池交換解説。
何故ならテクニック不要なので作業時間5分程度、激安なのは一番の料金コストが電池代ではなく作業工賃だからです。
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
コスト面など詳細は下記参照👇
『図解で分かる腕時計電池交換と時計せどりナビ サイトの紹介』
結論はAmazonや楽天などで安い電池や工具を自宅に居ながらにして取り寄せるのをオススメしていますが、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるハズです。
是非最後までご覧くださいね。
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によっては文字盤や針などの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
ファイナルアイズの電池交換作業手順
- 裏蓋を外す
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- 裏蓋を閉める
本当にテクニック不要なのか?
👇動画をご覧になって出来そうならばトライして下さいませ。
※ネジ回しは同じ作業の繰り返しになるので割愛しています。
YouTube動画で一連の流れを確認
裏蓋の開け方
ここ10年位で製造されたファイナルアイズは裏蓋がネジ留めが多く、マイナスドライバーがご自宅にあれば開けることは簡単です。
それ以前のモデルはスクリューバック式で工具が必要なので後程ご説明いたします。
ネジを4本回して取り外し、裏蓋を持ち上げます。
これで電池を外す用意が出来ました。
スクリューバックの場合
ファイナルアイズ初期タイプはスクリューバック式となります
下記モデル👇
👇別の時計ですが方法は同じです
ビンの蓋のような構造でねじ込まれている方式の場合は、スクリューバックオープナーが必須となります。上記写真のように蓋の溝に合わせて工具の先端をセットして、反時計回りに動かせば裏蓋が開きます。
電池を取り外す
手順/写真上から
- 〇で囲んだ電池と電池押さえの隙間へ工具(ピンセット等)を挿し込みます
- 挿し込んだら矢印方向へ軽くスライド
- するとと電池が上に”ポンッ”飛び出します
新しい電池をセット
入っていた電池はSR927Wでした。
主なECサイトで300円以下で購入可能です。
【SR927SW】と間違いの無いように下記にリンクを貼っておきます。
【SR927W】と【SR927SW】はややこしいですが別物です。
Amazonが最安
手順
- 電池を外した時同様、押さえを矢印方向へスライド
- スライドをキープしつつ上から新しい電池を押し込む
- スライドしていた工具を抜きます
電池の上部へ押さえが乗っていることを確認して電池を入れる作業は完了です。
電池を外した作業の逆をすれば良いだけですのでそれほど説明は不要ですよね。
針が動いていることを確認して電池交換作業は終了。
※動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認。
押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。
蓋を閉めれば終了
蓋を開けた時と逆の作業をするだけです。
ネジ留め式ならばネジを時計回りに閉めます。
スクリューバック式ならば工具を使用して、時計回りに締め直します。
よくある質問集
もちろん100%無くはないですが、本記事の注意点をご覧いただければ失敗の可能性は限りなく少なくなります。
その場合は故障です。新しい電池が切れていることは考えにくいので、基本的に分解洗浄(オーバーホール)が必要となります。
そんなことはありません。裏蓋パッキンを開けた時と同じ場所へはめ込めば大丈夫。開ける前と後で防水力は変わりません。
節約できた時間と費用
シチズンサービスセンターへ送った場合を例に出してみましょう。
引用:CITIZEN公式HP
公式HPには明確な料金の記載はなかったのですが、3,300円程度は掛かる模様。
料金よりも手続きがとにかく面倒!
- HPからPDFをダウンロード
- 申込書を作成
- 梱包・発送
- 見積もり連絡待ち⇨進行
- 支払いは代引きのみ
(代引き手数料も掛かる)
送料や手数料でかなり持って行かれます。
額面の3,300円以外にも多々料金が掛かりますね。
セルフ電池交換ならば電池代の300円以下、時間は5分で済みます。
結論
- 電池代のみの場合約300円
- 時計店までの往復時間分節約
時計店へ依頼した場合と比べても1,300円程度は毎回節約可能です。
PaulSmithクロノグラフ電池交換まとめ
比較表 | 店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 1,628円~ | 1,000円 以下 |
約270円 |
作業時間・納期 | 2~30分 防水検査 +2週間~ |
5分以内 | 5分以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できると思います。
フォーカス面
- セルフ作業で最安300円以下
- 1回の節約は最大3,000円
- セルフは作業時間5~10分程度
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
他の時計のムーヴメント編や他クロノグラフの電池交換編やセルフメンテナンス方法を配信中ですの他の時計も是非ご覧ください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
ではまた。
それぞれAmazonが最安です。