この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃(手数料)を節約”を目的としています。実践すれば電池代だけで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。
20年前のG-SHOCKはお店に出さずにセルフ作業しよう
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G-2500-1MJF
シルバービスを施して左右対称にした、当時斬新なデザインでした。
2001年3月発売。
当時の価格1万3000円(税込)
もう20年以上経過しているのため、電池交換回数は相当な数をこなしてきているのですが、毎回お店に持って行くと時計よりも高くついてしまいます。
自分で電池交換をして節約しましょう。
費用は199円/5分程度で済ませられるため、大幅な節約が可能となります。
費用の比較表
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余りにも古いGショックの場合には、そもそもメーカーやお店で受け付けてくれないことが多いため、なおさら自分で作業する必要があります。
なぜなら、以前はCASIOで古いものも受け付けはしていたのですが、劣化していたレアなフロッグマンを作業中に破損させてしまったことで裁判を起こされ、敗訴した歴史があるため受付自体を停止しています。
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,300円~ +送料 |
199円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
≫電池交換料金のカラクリ
分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番の確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
しかし、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるはず。
ぜひ最後までご覧くださいね。
自分で電池交換するデメリット
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防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケースの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫自分で電池交換するデメリットと対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
電池交換の作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- ACショート
- 裏蓋を閉める
YouTubeで作業の流れを確認(これだけで完了します)
裏蓋を開ける方法
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ネジは⊕ですので、プラスドライバーで回すと簡単に外れてくれます。
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開けた状態が右側の写真となります。
ネジを回すだけなので難しい説明は不要と思いますが、もし分からなければ下記の記事を参考にしてくださいませ。
裏蓋のタイプ別に動画でも紹介しています。
![](https://i0.wp.com/shakkuri100man.com/wp-content/uploads/2021/07/c9dbfefcea7d07459537b2a1a7ffd90e.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
電池を外す方法
まずは機械の上に乗っている黒いゴムを取り外します。
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どこかに引っかかっているわけではありませんので、手でもピンセットでも簡単に取り外せます。
電池押さえのフックを外す方法
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手順:写真左から
- 電池押さえ部分
- 写真左赤〇部分の電池押さえフックをチェック
- 細い工具を突っ込みます
(安全ピンでも可) - 矢印方向へスライド
電池の取り出し方
![](https://i0.wp.com/shakkuri100man.com/wp-content/uploads/2024/04/wp-1713752937036812377892525004024.jpg?resize=700%2C700&ssl=1)
手順
- 電池を持ち上げる
- 横へスライドする
新しい電池の入れ方
入っていた電池はCR1616でした。Amazonでは激安の199円で国産品が購入可能です。
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手順:写真左から
- 横からスライドしてセット
- フック部を下方向へ押し込む
- カチッと音がするとセット完了
電池セット後の必須作業【ACショート】
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電池と機械に電流を導通させるために、AC(オールクリア)ショートをする必要があります。初期設定のようなものとご理解ください。
この作業をしないと液晶が点灯しませんので、必ず行いましょう。
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手順:写真左から
- □枠部AC表記部分を確認する
- ACから出ている矢印の先にある金色(回路)をチェック
- AC横の矢印先の金色部と機械の銀色部をピンセットの両端で2秒間接触させる
- 液晶が点けば完了
裏蓋を閉める方法
機械の上に乗っていた黒い緩衝ゴムパーツを戻すのですが、赤〇部分を目印にするとピタッとはまります。
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赤〇部分がゴムの穴部分に当たります。
シリコン塗布器を使用して防水力の維持
もし可能ならば防水力を維持するため、シリコン塗布器へ裏蓋パッキンをサンドしてから蓋を閉めると安心です。
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ケースor蓋側へ残っている黒いゴムパッキンをシリコン塗布器へ入れてサンドするだけ。
これで防水力が確保されます。
※ケースor蓋が激しくサビ付いている場合には防水が効かない場合があります。
ネジを締める順番が重要
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その後は蓋をして、対角線の順番でネジを締めていきましょう。これで完了です。
時間合わせ方法
時間の合わせ方は以下を参照
CASIO公式サイト
≫時間合わせ方法
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動画の後半でも超簡潔に解説しています。
まとめ
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,300円~ +送料 |
199円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できます。
メリット・デメリットのとらえ方は結局自分次第
フォーカス面は以下の通り
- セルフ作業で199円
- 節約金額は3,000円以上
- 古い機種は受付不可の場合アリ
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を揃えても初回だけ千円前後で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
ではまた✋