この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃(手数料)を節約”を目的としています。実践すれば電池代だけで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。
※記事と動画は随時更新中です。忘れないためにも要ブックマーク!
PRG-280は自分で作業して節約

すでにメーカー受付終了品番のため、店頭で電池交換をするところを探していただくか、ご自身で作業するほかありません。
お店に依頼すると費用と納期の負担がかかるため、この記事ではご自身での電池交換をオススメしています。
お店VSセルフ?費用比較

近隣のお店に出した場合にもプロトレックは10気圧防水のため、店頭で電池交換が不可となっており、カシオ出しとなります。修理受付終了ではありますが、仮にメーカー出しすると上記の料金がかかります。
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,850円~ +送料 |
約400円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
≫電池交換料金のカラクリ
分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番の確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
しかし、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるはず。
ぜひ最後までご覧くださいね。
自分で電池交換するデメリット

防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケースの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫自分で電池交換するデメリットと対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
電池交換の作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- ACショート
- 裏蓋を閉める

電池が切れたまま長時間放置すると液漏れするため、切れたと思ったらすぐに交換することをオススメします。
写真のような状態となってしまい、機械の故障につながるため余計な費用が掛かってしまうためです。
YouTubeで流れをチェック
裏蓋を開ける方法

ネジは対角線の順番で回して外してください。
≫裏蓋の開閉方法はこちら
プラスネジなので、ご家庭にもあるのではないでしょうか?もし無ければAmazonなどでも時計用をお取り寄せ可能です。
電池を外す方法

はじめに、機械の上に乗っているグレーのゴムを持ち上げて取ります。

- 写真左の電池押さえフックをチェック
- ピンセットや細い工具を突っ込みます

- テコの原理で矢印方向へかたむけます
- フックが外れ電池押さえが上に持ち上がります

電池押さえが跳ね上がりますので、電池を矢印方向へスライドして取り出してください。
新しい電池の入れ方
入っていた電池はSR927W

- 横から滑り込ませる×2
- フック部分を下へ押し込む
- カチッと音が鳴ると留まります
カシオ製品必須作業【ACショート】

赤枠部分を訳すと、
電池交換後、ピンセットを使用してACに(-)を接触させてください。

- 赤〇部分のAC表記をチェック
- 下にある金色のところへピンセットを挿入
- もう片方のピンセットを銀色部分に接触

裏蓋を閉める方法

まずは一番最初にグレーのゴムを元の場所へ戻してください。
故障のもととなる防水力が気になる場合には、裏蓋パッキンへシリコン塗布器でシリコンを塗ることで感心して使用可能です。
シリコン塗布で防水力回復

ケースからパッキンを取り外して、シリコン塗布器へ入れてパフパフするだけ。これで防水力が維持されます。

パッキンをケースのミゾへ戻します。
ネジは対角線の順番で締める

車のタイヤ交換のように、裏蓋のネジもできれば2回に分けて対角線の順番で締めると、より密閉されますのでオススメです。
時間合わせ方法
時間の合わせ方は以下を参照
CASIO公式サイト
≫時間合わせ方法

まとめ
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,850円~ +送料 |
約400円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できます。
メリット・デメリットのとらえ方は結局自分次第
フォーカス面は以下の通り
- セルフ作業で400円
- 節約金額は約3,400円
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を揃えても初回だけ千円前後で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
他モデルもまとめ記事で解説していますので、ぜひ下記をクリックでご覧下さいませ。
≫品番順プロトレック電池交換方法まとめ
ではまた。