結局一番激安いのは”自分で電池交換”作業
こんにちは、しゃっくり100男(プロフィールはこちら🔗)です。
あなたがお店に行って電池交換をお願いするシャネルの腕時計。
料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
シャネルの場合は一般的なのが納期2~3週間/料金が4~5,500円程度かかるのではないでしょうか?
時計店へ依頼した場合の料金
引用:クロックハウス
シャネルのブティックへ出す場合
- 電池交換料金:6,600円
- 納期:3~4週間
少し高く感じませんか?
その場で電池交換せずに修理センター送りになるのも何だか…モヤモヤしますよね。
店舗依頼orセルフ?比較表
シャネル 比較表 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 4,400円~ | 1,000円 以下 |
約300円 |
納期 | 2~3 週間 |
5分以内 | 5分以内 |
『こんな時、自分でチャチャっと出来たら良いのになぁ…』と思った事のある方必見、この記事を最後まで見て頂ければ自分で簡単に作業が出来るようになり、さらに高額な電池交換料金も掛かることはありません。
結論からお伝えすると
このシャネル【プルミエール】は少々のコツは必要ですが、これさえできれば大幅コストカットが可能となります。
作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- 裏蓋を閉める
裏蓋を開ける方法
裏蓋は4点のネジ留め式。
このネジを対角線の順番でひとつづつマイナスドライバーで回し抜いていきます。
右の写真が開いた状態。
詳しい裏蓋の開閉方法は下記をご覧くださいませ。
電池を外す方法
まずは電池の上に金色の”押さえ”が乗っていて、赤〇のネジ1本で留められているのが確認できます。
このネジを軽く緩めます。
ポイント
ネジは抜くまで回さなくてもOK!
あくまで緩めるだけです。
ネジを緩めると勝手に金色の押さえが外れてくれるか、少々右方向へズラすことにより浮き上がります。
※右方向へズラす方法は下記で写真付きで解説しています。
左写真のようになったらピンセット等で上方へ取り出せます。
ポイント
左の写真のようになれば、時計を下方向へひっくり返しても押さえと電池が両方外れてくれます。
押さえを右方向へズラす場合👇
押さえ・電池が外れたところで新しい電池を入れていきます。
新しい電池を入れる方法
電池は【SR616SW】Amazonなので、ECサイトで同じ品番を用意してください。
※アマゾンが一番安いです。
手順
- 電池を上からセッティング
- 上写真左:電池押さえの先端を電池と金色のプレートの間へ滑り込ませる
- 👇写真へ続く
- 金色の電池押さえをネジの下へ潜り込ませる
※先端の丸い穴へ先端の細い工具を入れると扱いやすくなります - ネジ下へ潜り込んだら電池押さえを指で上から押さえながらネジを締める
写真右:この状態のままもう片方の手を使ってネジを締める方法でも可
電池を外した作業の逆をすれば良いだけです。
針が動いていることを確認して電池交換作業は終了。
※動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認。
押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。
シャネル修理料金の安いCIEN(シエン)
≫時計修理専門店シエン
蓋を閉める方法
それ程説明は不要と思いますが、外した4点のネジを対角線の順番で締めていきましょう。
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケース交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策
節約できた時間と費用
シャネルのブティックへ電池交換を出したのを例に比較してみましょう。
- 電池交換料金6,600円
- 納期3~4週間
- 電池代:約300円
- 時間:ゆっくり作業しても10分
まとめ
シャネル 比較表 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 4,400円~ | 1,000円 以下 |
約300円 |
納期 | 2~3 週間 |
5分以内 | 5分以内 |
長々と解説してきましたが、難しいことは書いていないつもりです。
なるべく簡単に要点をまとめていますので、ご自身でも簡単に出来るのではないでしょうか。
自身で作業することで少なく見積もっても6,000円以上の節約となりました。
フォーカス面
- セルフ作業で最安300円
- 1回の節約金額は約6,000円
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を複数購入しても1,000円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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