このサイトの信憑性
私はどこにでもいるしがない会社員。
以前から時計が好きがゆえに、時計屋会社に入社し修理士免許を取るまでに。
電池交換などのメンテナンス作業をご紹介して、このサイトを見ていただいた中の一人でもメンテナンスに興味を持っていただけたらなと思います。
今後長期的に見れば時計の故障を防げたり、短期的には止まった時計を直ぐにご自身で電池交換作業ができ、時間とお金の節約にもなります。
不要な時計をリセールしたり、せどりなどにも向いていると思います。
参考になっていただければ嬉しいです。
結局自分で電池交換作業するのが一番安い
こんにちは、しゃっくり100男です。
タイトルにもありますが結論腕時計の電池交換は非常に簡単です。
このサイトではセルフで電池交換やメンテナンスをし、長期的に見て時間とお金を節約することを目的として配信しております。
ですが自分でやったことが無いと何も分からないわけですから
こんな声が聞こえてきそうです。
または何も考えずにそういうものだと思って時計屋さんへ持ち込んではいませんか?
各ムーヴメントの電池交換方法を画像付きで解説しておりますので、きっと読んで下さっている方々がお持ちの時計もお店に持ち込まずにセルフで出来るようになります。
プロフィールや電池交換代金のカラクリは下記リンクからご覧くださいませ。
【電池代+作業工賃=電池交換代金】
プロフィールをご覧になった方はお分かりかと思いますが、作業工工賃が一番高いので是非コストカットしていきましょう。
RONDA5040クロノグラフを自分で電池交換する方法
ムーブメントの紹介
ここ最近スイス製のクロノグラフに採用されてきている汎用ムーヴメントで、Y字型の電池押さえが最大の特徴です。
電流の導通がよくなるように金メッキが施されており、見た目にもキレイですね。
スイス製で大体10万円前後程度の時計にはこの機械が採用されている確率が高いです。他にもスイス製クロノムーヴはあるのですが最近はコレが一般的です。
具体的にはHAMILTONやBURBERRY、ZEPPELIN等の中価格帯のブランドが当てはまります。
出来ることならぜひ自分でやりたいですよね。
それでは解説していきます。
電池を外す
裏蓋はスクリューバック式でした。スクリューバックオープナーという工具を使って開ける一般的なタイプです。
以前に詳しく解説しておりますので下記リンクを参照してくださいませ。
開けた状態はこのような感じです。
おそらくこのムーヴメントを採用しているブランドは中枠が電池の上まで被さっているパターンが多いと思います。
手順
- 中枠をピンセット等で取り外す
- 電池押さえネジを確認
- Y字型電池押さえのネジを外す
- Y字型電池押さえを外す
これで電池は時計をひっくり返すとと落ちてきて外れてくれます
※コイルがむき出しになっていないため多少荒く作業しても破損しませんのでご安心を!
Y字下部分のネジを外すと上の写真のように電池押さえが反り返ってしまい、ネジが飛び紛失してしまうリスクがございます。
これを防ぐために👇のような対策が必要となります。
対策
空いている方の手の指で、Y字の電池押さえ全体を下方向へ押さえてネジを飛ばさないようにします。
※ネジ付近もしっかりと押さえて、ネジが抜けそうになったと感じたらネジも手で押さえて紛失を防ぎましょう。
この様に手で押さえずにネジを回し取ってしまうと、電池押さえの反り返りによりネジが紛失してしまいます。
新しい電池を入れる
電池番号は【SR927SW】です。
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海外製のもっと安い電池(RENATA製など)はありますが、液漏れのリスクがありますのでなるべく国産品を選ぶようにしましょう。
先ほど電池を外した逆の作業をする必要があります。
手順
- 927SWを入れた後Y字の電池押さえを電池の上へ
- 電池押さえを指で上から押さえる
- 電池押さえのネジ穴とムーヴメント側のネジ穴を上から見て合わせる
- 合わせたネジ穴にネジを入れて締める
時計を見て動いているのか確認。停止している場合はリューズが押し込まれているのか確認する。※押し込まれた状態で動いていない場合は残念ながら故障です。
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コレで作業化完了です。
作業時間と費用
慣れてくるとこの一連の作業自体はものの10分程度で出来るようになります。
一般の電池交換代金最低でも¥1,100のところ、ご自身で作業すれば電池代で出来てしまいます。
わざわざ電池交換をしに駅前やショッピングモールまで出かける必要もないですし、混んでいた場合の待ち時間もないので助かりますよね。
もし待ち時間があった場合に、時間潰しで余計な買い物までして出費しそうですから。
スイス製RONDAクロノムーヴの電池交換方法まとめ
長々と解説してきましたが、難しいことは書いていないつもりです。
なるべく簡単に要点をまとめていますので、ご自身でも出来るのではないでしょうか。
時計の電池交換の解説なのですが、ご自身で作業して節約したい方はもちろんの事、時計せどりをしていたり、これからしたい方にとっても参考になっていただければ嬉しいです。
後日他の時計のムーヴメント編やクロノグラフの電池交換編も配信していきますので乞うご期待。
ではまた。
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