メンズ・レディースモデル共にセルフ電池交換が一番安い
こんにちは、しゃっくり100男(プロフィールはこちら)です。
あなたがお店に行って電池交換をお願いするシャネルの腕時計。
料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
シャネルの場合は一般的なのが納期2~3週間/料金が4~5,500円程度かかるのではないでしょうか?
時計店へ依頼した場合の料金
引用:クロックハウス
シャネルのブティックへ出す場合
- 電池交換料金:6,600円
- 納期:3~4週間
少し高く感じませんか?
その場で電池交換せずに修理センター送りになるのも何だか…モヤモヤしますよね。
店舗依頼orセルフ?比較表
シャネル 比較表 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 4,400円~ | 1,000円 以下 |
約300円 |
納期 | 2~3 週間 |
5分以内 | 5分以内 |
『こんな時、自分でチャチャっと出来たら良いのになぁ…』と思った事のある方必見、この記事を最後まで見て頂ければ自分で簡単に作業が出来るようになり、さらに高額な電池交換料金も掛かることはありません。
結論からお伝えすると
このシャネル【プルミエール】は少々のコツは必要ですが、これさえできれば大幅コストカットが可能となります。
作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- 裏蓋を閉める
YouTube動画で一連の流れを確認
動画では簡単そうに見えますが、注意点を知りたい方は最後まで読んで頂くと失敗は致しません。
裏蓋を開ける方法
裏蓋は8点のネジ留め式。
このネジを対角線の順番でひとつづつマイナスドライバーで回し抜いていきます。
珍しい形状なのですが、裏蓋側へベルトが取り付けられている為、ベルトを上方へ持ち上げると裏蓋も自然と外れます。
電池を外す方法
電池側面にピンセット等の工具を当てて”掘り起こすように”上方へ動かします。
すると簡単に電池が外れます。
新しい電池を入れる方法
外した電池の番号がCR1616なので、ECサイトで同じ品番を用意してください。
海外製のもっと安い電池(RENATA製など)はありますが、液漏れのリスクがありますのでなるべく国産品を選ぶようにしましょう。
黒いシート(絶縁板)の上に新しい電池を落とし、上から指で押し込みます。
※この時力は不要、軽く押すだけでカチッとハマります。
電池を外した作業の逆をすれば良いだけですのでそれほど説明は不要ですよね。
針が動いていることを確認して電池交換作業は終了。
※動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認。
押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。
シャネル修理料金の安いCIEN(シエン)
時計修理専門店シエン
蓋を閉める方法
ベルトを持って上からケースへ落とします。
ケース穴と蓋の穴が合ったらネジを8点締めて完了です。
番外編:裏蓋汚れの除去
積年の汚れが蓄積された裏蓋回り。
簡単に汚れが落ちるものではありません。
ここで筆者が使用しているのが無水エタノールです。
綿棒の先に少量付けて蓋とケース側を優しく撫でるだけ。
これで何の苦労もなく汚れが取れ、水分が含まれていないためすぐに揮発して拭き取る手間もありません。
手指の消毒用アルコールは水分量が多いため、汚れが落ちにくく水分が残ってしまうためNG
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケース交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策
節約できた時間と費用
シャネルのブティックへ電池交換を出したのを例に比較してみましょう。
- 電池交換料金6,600円
- 納期3~4週間
- 電池代:約300円
- 時間:ゆっくり作業しても10分
シャネルJ12を自分で電池交換する方法まとめ
シャネル 比較表 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 4,400円~ | 1,000円 以下 |
約300円 |
納期 | 2~3 週間 |
5分以内 | 5分以内 |
長々と解説してきましたが、難しいことは書いていないつもりです。
なるべく簡単に要点をまとめていますので、ご自身でも簡単に出来るのではないでしょうか。
自身で作業することで少なく見積もっても6,000円以上の節約となりました。
フォーカス面
- セルフ作業で最安300円
- 1回の節約金額は約6,000円
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を複数購入しても1,000円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。