国産純正ラグジュアリースポーツウォッチ
写真左 ≫NB6030-59L |
写真右 ≫NB6031-56E |
しゃっくり100男(プロフこちら)です。
腕時計屋歴20年、
総電池交換本数20万本超えの筆者がオススメの腕時計を紹介していきます。
今回はSeries8初のGMTが搭載された待望の新作を紹介します。
ロレックスのGMTマスター2を彷彿とさせる2色ベゼルに4本針。国産でここまでラグジュアリースポーツウォッチに寄せたデザインで、価格を抑えている時計(定価22万)は他にありません。
おすすめは【青×黒ベゼル】
オーソドックスな紺×赤のペプシ柄デザインよりも、よりスポーティーなカラーでビジネスにも違和感なく溶け込む外観です。
文字盤はオリジナルの市松模様となっており、「GMT」の文字色が赤いところがスポーティーさを感じます。24時間針のGMT針は、正直無くても良い機能ではあるものの、人気のロレックスデザインに寄せていると感じました。
気になる外装を紹介
同ブランド初のシースルーバックデザイン。
今までは内部のムーブメントを見ることができませんでしたが、今作から美しい仕上げを確認可能となりました。
非常にきれいな縦シマのコートドジュネーブ仕上げとなっています。
前作までは近年の腕時計の精度の敵、「磁気」に対して高強度の作りとなっており、裏蓋に磁気をシャットダウンするような素材が使用されていたことから、裏スケにはなりませんでした。
≫前作Series8レビュー記事
しかし、この磁気問題もクリアして、前作と同等の耐磁気性能を確保したシースルーバックを実現しています。
着用画像
ほど良いサイズ感の41㎜ケースに、13.5㎜とやや厚めでラグジュアリーな雰囲気を一層引き立てます。
どちらか迷ったら?選ぶポイント
セレクトのポイントとしては下記をご覧ください。
スポーツウォッチだから100mの防水力
先ほどは精度の天敵を「磁気」とお伝えしましたが、故障に直結する水分は絶対に避けたいもの。でも大丈夫。
10気圧防水(100m)の防水力を誇り、水に突っ込んでも浸水の心配はありません。
海水に浸してもその時には水の侵入はありませんが、その後に真水で洗わないと錆びてのちの故障の原因となりますのでお気を付けください。
究極に仕上げがキレイ
それぞれの駒など面ごとにミラーと複数パターンのヘアラインを使い分け、シャープな直線で構成される立体的な美しさを際立たせています。
前作からの「シチズン史上最高粗目研磨」も健在。
縦シマと鏡面仕上げで腕が動くたびにキラキラと輝くので、周囲からの注目が集まります。
この仕上げだけでも感動レベルと言えます。
YouTubeショートで仕上げの美しさをチェック
シチズンさんへ改善点を提言
あえてフラットなリューズにしているのか不明ですが、コスパが良いからと言って20万円もの金額を出すので、この部品ひとつにしても何か満足度が欲しいところ。
アンティークの時計でもCITIZENの文字列から、「CTZ」だけを取り出してリューズにデザインしていたのですから、現代ではもっとやりようがあったように思いました。
見比べると、仕上げに関しては現代のモデルの方が飛び抜けてよく見えますが、リューズデザインとなれば好みが分かれそうです。
1300本限定モデルは急いで買うべし!
店頭ではどこも売り切れ状態となっており、結局は予約をしていないと買えない状態となっていました。
詳細はCITIZEN公式HPよりご覧くださいませ。
しかし、かろうじてAmazonで販売が少量ながらされておりましたので、下記にリンクを貼っております。ご覧いただいたタイミングで売り切れの場合は申し訳ございません。
≫Series8限定GMTモデル(Amazon)
スペック
駆動 | 自動巻き+手巻き |
---|---|
精度 | 平均日差 -10~+20秒 |
最大稼働時間 | 約50時間 (最大巻上時) |
振動数 | 1秒あたり8回 1時間あたり28,800回 |
防水力 | 10気圧(100m) |
その他 | 第2種耐磁時計 シースルーバック |
精度は超高級品ほどではないにしても、一般的な自動巻きモデルでは±2~30秒程度であることを踏まえると、かなり良いと感じました。
しかも磁気に強く、高持続時間で高精度、防水性まで兼ね備えています。くるわず・止まらず・壊れないトレンドデザインの時計が20万円程度で手に入ります。
このレンジの幅に収まるという意味ですので、実際には一日に1~2秒程度のズレとなることが多いのが体感です。
≫詳細なスペックはCITIZEN公式HPで
購入は絶対にECがおすすめ
Amazon | ヤフーショッピング |
22,000 ポイントバック |
26,100 ポイントバック ≫paypay |
販売状況をチェック | 販売状況をチェック |
店頭で購入した場合には基本的にポイントは付きませんし、Series8を販売している時計店は定価販売ですので、ポイントの付くECがお得となります。
同じ金額で買うなら、実質安く手に入るECが良いというわけです。
紺×赤ベゼルの通称ペプシカラーは下記から販売状況をチェックしてくださいませ。
まとめ
国産純正ラグジュアリーウォッチとしてGMTも搭載された新作で、価格以上のクオリティが体感できるデザインと感じます。
筆者は時計屋歴20年となりましたが、この金額でこのスペックはありえないと断言できます。グランドセイコーならばもっと精度が良いのですが、そのぶん90万円ほどするからです。
≫グランドセイコーGMTをチェック
また、ケースからベルトまで一体型となっているSeries8のほうがスポーティーで、時計を着用する楽しさが味わえるところも推しポイント。
筆者のイチオシポイントとしては、キラキラなブレスレット。
ぜひ気になる方は下記からチェックしてみてください。
Series8のようなラグジュアリースポーツウォッチを、「10万円以下」で買える記事もあわせてご覧ください。ランキング形式でSeries8もランクインしています。
1万円~のイチ押しメンズウォッチ6選は下記の記事をご覧ください。