この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃(手数料)を節約”を目的としています。実践すれば電池代だけで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。
Gショックのセルフvs店舗出しの費用比較
2013年1月発売の「Metallic Colors(メタリックカラーズ)」シリーズは立体的なカジュアルさとメタルの上質さを両立させたモデルです。
機能面では、1/1000秒計測ストップウオッチ、JISl種耐磁性能を搭載。実用性も優れている個性的なデザインに上質さを加えたビッグケースG-SHOCK。
発売から10年以上経っているため、すでに数回電池交換した方も多いのではないでしょうか?
ぜひ最後までご覧いただき、大幅節約をして下さいませ。
費用の比較表
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,850円~ +送料 |
185円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
≫電池交換料金のカラクリ
分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番の確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
しかし、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるはず。
ぜひ最後までご覧くださいね。
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケースの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫自分で電池交換するデメリットと対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
電池交換の作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- ACショート
- 裏蓋を閉める
電池が切れたまま長時間放置すると液漏れするため、切れたと思ったらすぐに交換することをオススメします。
写真のような状態となってしまい、機械の故障につながるため余計な費用が掛かってしまうためです。
≫腕時計を末永く使い続ける方法
ネジを外す
裏蓋のネジは対角線の順番で回して外してください。
≫裏蓋の開閉方法はこちら
4本ネジが外れましたら、蓋を上方へ取り外してください。右の写真が蓋を外した状態です。
電池を外す方法
手順
- 白い板(緩衝板)を外す
- 電池押さえのロックを外す
- 電池をスライドして取り外す
下記で画像付きで解説していきます。
①緩衝板を外す
まずは上記写真のように機械上部に乗っている白い板(緩衝板)を取り外します。
と言ってもピンセット等で白い板を持って上部へ持ち上げるだけで外れます。
下にある機械部分が浮いてこないように、機械部分を直接指で押さえながら白い板(緩衝板)を外しましょう。
電池押さえのロックを外す⇨電池をスライドして外す
手順
- 赤〇のロック部両側の羽の様な所に先端の細い工具を当てる
- 矢印方向へ軽く引っ張る
- ロックが外れて電池が浮き上がる
- 電池を矢印方向へスライドさせて取り出す
新しい電池を入れる
入っている電池は【CR1220】Amazonでした。
電池を取り外した逆の作業をするので、外した方向から矢印方向へ電池をスライドさせセットします。
この後電池押さえフック部分を下方向へ押し込んで『カチッ』と音がしたら固定されます。
もし電池押さえ部分(白シールのところ)が浮き上がってくる場合はロックされていません。再度矢印方向へ押して、押さえが浮き上がってこないように押し込みましょう。
これで電池のセットは完了です。
Amazonが最安
カシオのデジタル時計はACショートが必須
ACショートとは⇒機械を初期設定すること。
AC=All CLEARの略。
機械本体にも【AC】で表記されています。
電池をセット後にAC部分のマイナス回路(後述する機械側金色部分)と、電池などのプラス部分をピンセットの両先で接触させます。
これをすることで初期設定は完了します。
電池を入れる時に説明した電池押さえ部分の白いシールにも英語で記載されています。
単純に必要な作業だと割り切って下さい。
それでは実際にやってみましょう。
どのG-SHOCKも方法は同じですので参考にしてみて下さいませ。
電池上の白いシールへは写真のような文言が記載されています。
ACと(-)をピンセットで接触させてください
機械のAC刻印を探すと矢印があり、左側穴の下の金色(回路)を確認します。
AC(ー)にピンセットの先を突っ込んで、もう片方は電池か機械銀色の部分が全てが(+)なので一度確実にピンの先を当てましょう。
確実にACショートできるピンセット👇
蓋を閉める
最初に外した緩衝板を機械側突起部分へ合わせて落とします。
下方向へ指で押し込んでから蓋を閉めて下さい。
機械が浮いてしまったりボタン位置がずれた時の対処法
- ボタン位置がずれて押しても効かない
- 機械が浮き上がって蓋が閉まらない
対処法を画像でお伝えするのはなかなか難しかったので、下の動画にまとめました。
50秒程度なのでサクッとご覧くださいませ。
フタを閉めて完了
あとは蓋を閉じてネジを締めると完了です。締める順番は必ず対角線で行ってください。より締まる順番となっています。
時間合わせ方法
時間の合わせ方は以下を参照
CASIO公式サイト
≫時間合わせ方法
電池交換が終わって外装全体をキレイに蘇らせたい場合は、下記の記事をご覧くださいませ。ピカピカになります。
節約できた時間と金額
結論
電池代のみの場合3,100円の節約+時計店までの往復時間分節約。
ピンセットとプラスドライバーが無い場合は購入をオススメします。
記事の最後に安い工具のリンクを貼っておきます。
※Amazonが最安です。
上記はひとつの例ですが、冒頭で述べた通り時計店では基本的に預かり修理になりますので2~3週間の時間節約も出来ますね。
まとめ
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,850円~ +送料 |
185円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できると思います。
フォーカス面は以下の通り
- 自身での電池交換料金は最安で185円
- 1回の節約金額は最大3,665円
- 自分では防水試験が出来ないデメリットあり
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を複数購入しても2,000円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
Gショックの品番別の交換方法をまとめた記事がございますので、あわせてご覧下さいませ。
≫Gショック品番順電池交換方法記事(日々増加中)
ではまた。