所有している時計を”2回目以降は自分でワンコイン以内”にて電池交換することが可能となります。
チェンジベゼルの場合には蓋の開け閉めにそれぞれ専用工具を必要とします。
※ECサイトで購入可能。初回のみの買い切りです。
中古で人気の【チェンジベゼル】を図解入りで解説
こんにちは、しゃっくり100男(プロフィールはこちら)です。
ブームが最熱しているオールドグッチの腕時計。お家に眠らせいる方も多いのではないでしょうか？
数年前まではリサイクルショップでベゼル＆BOX一式で7,900円程度で販売されていました。当時それでも『誰が買うのかなぁ…』くらいにしか思っていなかったのを覚えております。
それが現在市場価格が25,000円～3万円台前半で販売されています。
これにより眠ってる時計の電池交換をお考えの方も少なくないハズ。
お店によって料金形態は様々ですが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
グッチの場合は一般的なのが納期２～３週間／料金が4～5,000円程度かかります。
古い物の場合にはさらに割増料金になることも…。
店舗依頼時の電池交換料金例
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自宅から宅配依頼できる同社 費用2,500～4,500円 引用：ドクターウォッチ |
少し高く感じませんか？
時計屋さんに持って行っているのにその場で電池交換せずに修理センター送りになるのも何だか…モヤモヤしますよね。
『こんな時、自分でチャチャっと出来たら良いのになぁ…』と思った事のある方必見、この記事を最後まで見て頂ければ自分で簡単に作業が出来るようになり、さらに高額な電池交換作業量も掛かることはありません。
『持ち込みorセルフ？』電池交換比較表
| GUCCI 電池交換 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
| 費用 | 2,500円～ | 2,000円 程度 |
約200円 |
| 納期 | 2～3週間 | 5分以内 | 5分以内 |
店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。
結論からお伝えすると
このGUCCIチェンジベゼル時計を自分で電池交換するには専用工具が必要となり、工具を揃えると非常に簡単です。
しかも今後もしこのスキルを忘れることがあっても記事を見返すだけですぐに思い出せ、いつまでも自分の時計をワンコイン以内でセルフ電池交換出来ますので非常にお得です。
プロフィールや電池交換代金のカラクリは下記リンクからご覧くださいませ。
≫電池交換料金のカラクリ
プロフィールをご覧になった方はお分かりかと思いますが、作業工賃が一番高いので是非コストカットしていきましょう。
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によっては文字盤や針などの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
作業編／裏蓋の開け方から閉めるまで
順を追って失敗の無いように画像付きで解説してまいります。
- 裏蓋の開け方
- 電池の外し方
- 電池の入れ方
- 裏蓋の閉め方
このような順番となります。
裏蓋の開け方
まずは最初にチェンジベゼルを外しましょう(👇写真ではピンクの部品)
クルクル回すと取り外せます。
必要工具は下記にリンクを貼っておきます。
この工具が無いとなかなか自分で蓋を開けようとすると難しいと思います。
手順
- 工具先端のフックを裏蓋12時or６時位置の穴へ挿入
- 写真真ん中
テコの原理で開くので矢印方向へ工具を倒すだけ - 写真下
これだけでパカッと開きます
電池の外し方
手順
- 写真上
赤〇で囲んだネジを緩めます
(取り外す必要は無し) - 写真下
ネジを緩めたら電池押さえを矢印方向へスライドすると電池が外せます
新しい電池の入れ方
外した電池にはSR621SW表記があります。
同じ電池を選びます。
海外製の安い電池(RENATA製など)に手を出したくなりますが、液漏れのリスクがありますのでなるべく国産品を選ぶようにしましょう。
海外品の時計を新品で購入した際にはRENATA製の電池が90%以上の確率で入っています。上記のように液漏れの心配がありますので、出来ることならグッチの時計に関わらず購入直後に国産電池に交換することをオススメします。
電池をセットしたら押さえをネジの下へ滑り込ませます。
このまま先程緩めたネジを締めたら完了です。
※動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認。
押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。
修理の場合には見積もり送料往復無料(キャンセル時も0円)で格安の下記リペスタがオススメです。
裏蓋を閉める※工具が必要
冒頭でもお伝えしましたが、初めに蓋を閉めるにあたって”チェンジベゼル”の代名詞、このピンクのベゼルを外す必要があります。
ベゼルを外したらスナップ式の蓋を閉める工具を使用します。
裏蓋とガラス側（ガラスよりも大きいコマ）にコマを当て、工具のハンドルを握り込むように閉めます。
この工具は下にリンクを貼っておきますのでご覧くださいませ。
自分で電池交換した場合に節約できる費用
今回は全国のロフトやマルイに入っている時計売り場へ電池交換依頼した場合を例に出して紹介していきます。
引用：オンタイム公式HP
裏蓋を開けるためのオープナーは、一度購入すれば一生使えますので、2回目の電池交換以降は電池が値上がりしない限りずーーーっと300円程度で交換可能です。
電池とドライバーを購入しても約2,000円なので、初回でも3,000円程度の節約は可能。
しかもテクニック不要ですから、自分で電池交換した方が遥かに安く済みます。
オールドグッチのセルフ電池交換方法まとめ
| GUCCI 電池交換 |
店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
| 費用 | 2,500円～ | 2,000円 程度 |
約200円 |
| 納期 | 2～3週間 | 5分以内 | 5分以内 |
長々と解説してきましたが、難しいことは書いていないつもりです。
なるべく要点をまとめていますので、ご自身でも簡単に出来るのではないでしょうか。
工具は必要となりますが、一回買い切りなので初期投資と思って購入し、後の節約に回してみても良いかもしれません。
腕時計の電池交換の解説なのですが、ご自身で作業して節約したい方はもちろんの事、時計せどりをしていたり、これから実際にせどりを始めたい方にとっても参考になる内容ではないでしょうか。
フォーカス面は以下の通り
- セルフ電池交換料金は約200円
- 店舗依頼すると2,750円～
- セルフで作業時間5～10分程度
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
他の時計のムーヴメント編や他クロノグラフの電池交換編、セルフメンテナンス方法を配信中ですの他の時計も是非ご覧ください。
一歩踏み出しご自身で作業にトライしましょう。最後まで読んで下さりありがとうございました。ではまた。
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