セルフなら作業時間10分以内で激安く完了する
電池交換高いんだよな~。
なんて思っていませんか?
お店に電池交換を依頼するとメーカー出しになるため高い料金設定になっています。
下記料金表がメーカー電池交換料金。
引用:ハミルトン公式HP
店舗依頼の場合には料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
毎度のことながら高く感じませんか?
時計屋さんに持って行っているのにその場で電池交換せずに修理センター送りになるのも何だか…モヤモヤしますよね。
という方でも安心してください。
裏蓋がネジ留め式の場合カーキ・ジャズシリーズ問わずどれも同じ手順。
ジャズシリーズ👇
入っている機械は全く同じです。
セルフ電池交換の具体的な費用
実は電池交換作業は『テクニック不要で激安』に自分で出来るものです。
それがしゃっくり100男の電池交換解説。
何故ならテクニック不要なので作業時間5分程度、激安なのは一番の料金コストが電池代ではなく作業工賃だからです。
メーカー依頼と自分で電池交換した場合の比較表👇
比較表 | 店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
費用 | 8,250円~ | 1,000円 以下 |
約300円 |
納期 | 3週間~ | 5分以内 | 5分以内 |
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
コスト面など詳細は下記参照👇
≫時計せどりナビ サイトの紹介
分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
※工具が必要な場合でも購入金額は激安ですから安心してください。
私の場合は修理士免許を取得していますので分かるのですが、多くの方は普通何も考えないで時計屋さんへ持って行くと思います。
費用を節約するなら電池&工具はECで買うと一番安い
結論はAmazon(最安)や楽天などで安い電池や工具を自宅に居ながらにして取り寄せるのをオススメしていますが、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資💰に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えると思います。
是非最後までご覧くださいね。
≫メルカリでも格安で販売中
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によっては文字盤や針などの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
作業手順/裏蓋の開け方から閉まるまで
- 蓋を開ける
- 電池を外す
- 電池を入れる
- 裏蓋を閉める
裏蓋の開け方
裏蓋は冒頭で述べた通りネジ留め式なので、ご自宅にマイナスドライバーがあるようならすぐに開けられます。
ネジを開けるだけなので説明は不要とは思いますが、詳細は下記リンクをご覧くださいませ。
≫種類別腕時計の裏蓋開閉方法
ハミルトンクロノグラフムーヴメントの特徴
ムーヴメント(機械)にはバラしたり出来るようなネジはありませんので、修理のできないムーヴメントになります。
という声が聞こえてきそうです…。
答えは修理はせずにムーヴメントごと入れ替えるでした。
バラすことはできないので、リューズを抜いて機械を取り出し文字盤&針を外して入れ替えるのです。
電池の外し方
新しい電池の入れ方
入っている電池はSR936SW でした。
海外製の安い電池(RENATA製など)についつい手を出したくなりますが、液漏れのリスクがありますのでなるべく国産品を選ぶようにしましょう。
実は海外品の時計を新品で購入した際にはRENATA製の電池が90%以上の確率で入っています。
上記のように液漏れの心配がありますので、出来ることなら購入直後に国産の電池に交換することをオススメします。
電池を入れると直ぐに全部の針がグル~っと回って停止します。
この後にリューズを引いて時刻合わせをしてください。
【スイスクロノムーヴをセルフ電池交換】の記事の目次から『時刻と針合わせ』を選んで合わせて下さい。
同じ機械なので操作方法は一緒です。
電池を外した作業の逆をすれば良いだけですのでそれほど説明は不要ですよね。
針が動いていることを確認して電池交換作業は終了。
※動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認。
押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。
もしも動かなかった場合、最安修理工房や外装仕上げオプション等も掲載しているのでオススメです。
Amazonが最安です。
裏蓋の閉め方
先程外したネジをドライバーで対角線順で締めていくだけ。
これでセルフ電池交換は終了です。
節約できた時間と費用
ハミルトンのサービスセンターへ送った場合を例に出してみましょう。
引用:ハミルトン公式HP
結論/電池代のみの場合の節約例
- 約8,000円
- メーカ出し納期分の時間
- 時計店までの往復時間分
上記はひとつの例ですが、冒頭で述べた通り時計店では基本的に預かり修理になりますので2~3週間の時間節約も出来ますね。
路面店などに電池交換を依頼した場合
この場合には料金形態が様々なので一概には言えないのですが、3~5気圧防水程度は店頭で出来る場合、大体2~3,000円程度は掛かると思われます。
10気圧以上の防水力のある時計の場合には預かり修理になり、5,500円程度で2~3週間くらい時間がかかると思います。
年末やお盆前に依頼してしまうとサービスセンターも休みのため、1か月以上掛かることは覚悟しておくと良いでしょう。
よくある質問集
もちろん100%無くはないですが、本記事の注意点をご覧いただければ失敗の可能性は限りなく少なくなります。
その場合は故障です。新しい電池が切れていることは考えにくいので、基本的に分解洗浄(オーバーホール)が必要となります。
そんなことはありません。裏蓋パッキンを開けた時と同じ場所へはめ込めば大丈夫。開ける前と後で防水力は変わりません。
ハミルトンクロノグラフを自分で電池交換まとめ
費用 | 8,250円~ | 1,000円 以下 |
約300円 |
納期 | 3週間~ | 5分以内 | 5分以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できると思います。
フォーカス面は以下の通り
- セルフ作業で最安300円以下
- 1回の節約金額は最大約9,700円
- セルフは作業時間5~10分程度
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を購入しても1,000円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
ではまた✋
もしも動かなかった場合、最安修理工房や外装仕上げオプション等も掲載しているオススメ修理依頼先は👇
≫ハミルトンのおすすめオーバーホール工房はコチラ