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【200円】4000シリーズを自分で電池交換する方法を簡単解説

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しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
時計業界20年、
通算電池交換本数20万本超えの私が解説します。
この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃なる手数料を節約すること”を目的としています。実践すれば電池代だけのワンコインで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。

タグホイヤーを失敗しないセルフ電池交換で節約

ホイヤーの場合、メンズもレディースも作業方法は全く同じなので、ご自身の時計に当てはめて最後まで記事をご覧くださいませ。

あくび100lady
あくび100lady
ついに止まった~。
古い時計だし、電池交換高いし…
どうしよう。

時計が止まると、このような考えになってしまいます。
古い時計ならばなおさらです。

しかもタグホイヤーの場合、お店に持って行ってもその場で作業してくれるところは多くないのが現状。

気になる費用の比較表

正規販売店発行の保証書があれば会員料金、無ければ標準料金となります。おそらくほとんどの方が標準料金にります。

セルフ作業との比較表
比較表 店舗依頼 セルフ
初回
セルフ
2回目~
費用 11,000円~ 1,000円
以下
168円
≫Amazon
時間
納期
2~3週 5分以内 5分以内

蓋を開ける工具を購入すれば、その後は電池代だけで済みますので以上に安く済ませられます。その工具も激安なので、上記表のとおり初回でも千円程度。

この記事を見れば失敗せずに大幅節約が可能ですので、最後までご覧ください。

しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
1万円の節約は熱い!

※ここまで読んで頂いて、お持ちの時計がこのモデルではなかった場合は下記モデルかもしれません。
>>タグホイヤーモデル別電池交換方法

自分で電池交換するデメリット

防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。

万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によっては文字盤や針などの交換が伴いますので非常に高額料金に…。

きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策

使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。

電池交換作業

これから具体的な作業手順をカンタンにご紹介していきます。
解説の通りに進めていただければ、失敗する可能性は極めて低いです。

仮に動かなかったとしたら、それは元々故障していたのを確認できたことになります。
この場合にはメーカー修理に出さずに、前述した宅配WEB依頼(最安料金)がオススメ。

メーカー料金の50%off程度で修理が済みます。
電池を入れて動かない場合にはご検討くださいませ。

YouTube動画で流れを確認

裏蓋さえ開けてしまえば電池は丸見えなので超カンタン。このまま記事を読み進めて、注意点やコツを確認した作業を続けてください。

電池が切れたまま長時間放置すると液漏れするため、切れたと思ったらすぐに交換することをオススメします。

写真のような状態となってしまい、機械の故障につながるため余計な費用が掛かってしまうためです。

≫腕時計を末永く使い続ける方法

裏蓋を開ける作業

筆者は台座に時計を固定してスクリューバックオープナーで開けるのですが、手で固定できる方はそれでもOKです。

裏蓋はスクリューバック式。
工具はスクリューバックオープナーが必須となり、反時計回りに回すと簡単に蓋は開けられます。

詳しい詳細は過去記事を参照してください。
≫めちゃくちゃ簡単!種類別腕時計の裏蓋開閉方法

開けた状態

もう電池が見えている状態なので、あとは外して新しい電池を入れるだけ。裏蓋を開けるまでが電池交換作業の難関と言えます。

電池を外す方法

下写真のオレンジの部品(コイル)はなるべく触らないように注意してください。
切れてしまうと時計が動かなくなってしまいます。

手順は3ステップ

  1. 電池側面へピンセット等を当てる
  2. 矢印方向へスライド
    ※コツは掘り起こすように
  3. すんなりと外れます

新しい電池の入れ方

外した電池はSR626SWでした。
メンズの場合はSR927SWが入っています。

注意点

海外製のもっと安い電池(RENATA製など)についつい手を出したくなりますが、液漏れのリスクがありますのでなるべく国産品を選ぶようにしましょう。

参考に

実は海外品の時計を新品で購入した際にはRENATA製の電池が90%以上の確率で入っています。上記のように液漏れの心配がありますので、出来ることなら購入直後に国産の電池に交換することをオススメします。

上記写真のように電池をセット。
矢印方向へ押し込んで、電池が底に付けば完了です。

電池を外した作業の逆をすれば良いだけですのでそれほど説明は不要ですよね。
針が動いていることを確認して電池交換作業は終了。
動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認
押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。

もしも動かなかった場合の修理依頼は、タイプ別で格安最速のプランを紹介しています
≫【50%off】TAG HEUERのOHおすすめ工房

 

任意でOK!防水力の維持作業

まずはケース外周の黒いゴムパッキンを外します。
これをシリコン塗布器に入れます。

たっぷりシリコンが浸透しているスポンジに当て、取り出すだけなので、作業時間は10秒程度。失敗の可能性はありません。

これをもとあったケース側のミゾへ戻せば完了です。

この作業だけで防水力が基本的には維持でき、裏蓋からの水分の侵入を防ぎます。

裏蓋の閉め方

裏蓋を指で出来る限りキツく締めてから、スクリューバックオープナーを使って時計回りに限界まで締めていきます。

これでセルフ電池交換は終了です。

よくある質問集

失敗する可能性はある?

もちろん100%無くはないですが、本記事の注意点をご覧いただければ失敗の可能性は限りなく少なくなります。

電池交換しても動かない場合は?

その場合は故障です。新しい電池が切れていることは考えにくいので、基本的に分解洗浄(オーバーホール)が必要となります。

裏蓋を開けると防水力が無くなると聞いたことがあるんだけど?

そんなことはありません。裏蓋パッキンを開けた時と同じ場所へはめ込めば大丈夫。開ける前と後で防水力は変わりません。

タグホイヤーを自分で電池交換まとめ

比較表 店舗依頼 セルフ
初回
セルフ
2回目~
費用 11,000円~ 1,000円
以下
168円
≫Amazon
時間
納期
2~3週 5分以内 5分以内

テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できると思います。

メリット・デメリットのとらえ方は結局自分次第

フォーカス面は以下の通り
  • 店舗依頼は”工賃”(手数料)が高い
  • 自身作業すると”工賃”を節約可能
  • セルフ作業で最安200円以下
  • 1回の節約金額は最大10,800円
  • 店舗依頼で納期2~3週
  • セルフは作業時間5~10分程度
  • デメリットは防水試験未実施

以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。

そう難しい事でもありませんし、必要工具を複数購入しても2,000円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。

自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。

ではまた。

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