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G-SHOCK【GA-110系】を自分で安く電池交換する方法

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このサイトの信憑性

私はどこにでもいるしがない会社員。
以前から時計が好きがゆえに、時計屋会社に入社し修理士免許を取るまでに。
電池交換などのメンテナンス作業をご紹介して、このサイトを見ていただいた中の一人でもメンテナンスに興味を持っていただけたらなと思います。

この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃なる手数料を節約すること”を目的としています。
実践すれば電池代だけのワンコインで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。

G-SHOCKは結局自分で電池交換するのが一番安い

くしゃみ100man
くしゃみ100man
Gショック止まってるな。
電池交換高いんだよな。

なんて思っていませんか?

お店に電池交換を依頼するとカシオへメーカー出しになるため高い料金設定になっていますよね。

G-SHOCK電池交換料金表

引用:カシオ公式HP

店舗により料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
G-SHOCKの場合、一般的なのが納期2~3週間/料金が3,300~3,850円程度は掛かります。

毎度のことながら高く感じませんか?
G-SHOCKってディスカウントストアでは1万円以下で販売されていますよね。

それに対して電池交換料金はほぼどのストアでも一律で3,000円以上は掛かります。
時計屋さんに持って行っているのにその場で電池交換せずに修理センター送りになるのも何だか…モヤモヤしますよね。

くしゃみ100man
くしゃみ100man
型番が110系じゃないよ。

という方でも安心してください。
G-SHOCKはどれも同じ手順です。

実は電池交換作業は『テクニック不要で激安』に自分で出来るものです。
それがしゃっくり100男の電池交換解説

比較表 店舗依頼 セルフ
(初回)
セルフ
2回目~
費用 3,300円~ 1,000円以下 約500円
以下
時間
納期
60分~ 5~10分以内 5~10分以内

何故ならテクニック不要なので作業時間5分程度、激安なのは一番の料金コストが電池代ではなく作業工賃だからです。

電池や工具類はAmazonが最安。
今回紹介するG-SHOCKには2個のボタン電池が入りますが、電池代はワンコイン以内で済みます。
≫必要電池はコチラ

料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
≫電池交換料金のカラクリ

分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番の確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
※工具が必要な場合でも購入金額は激安ですから安心してください。

私の場合は修理士免許を取得していますので分かるのですが、多くの方は普通何も考えないで時計屋さんへ持って行くと思います。
この記事では作業時間5分以内で作業完了、ワンコイン以内の金額で出来る電池交換方法を教えています。

結論はAmazonや楽天などで安い電池や工具を自宅に居ながらにして取り寄せるのをオススメしていますが、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。

節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えると思います。
是非最後までご覧くださいね。

自分で電池交換するデメリット

防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によっては文字盤や針などの交換が伴いますので非常に高額料金に…。

基本的にはパッキンを元あった場所へセッティングすれば防げます。
どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策

防水確保はシリコン塗布器がオススメ。
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますのでおすすめです。

電池交換手順

  1. 裏蓋を開ける
  2. 電池を外す
  3. 新しい電池を入れる
  4. 裏蓋を閉める

GA-110を自分で安く電池交換 まずは蓋を開けます

裏蓋はネジ式留め式なのでプラスドライバーで回して外すだけ。
説明不要と思いますが、どうしてもという方は下記リンクをご覧くださいませ。

【初心者でも超簡単】腕時計の裏蓋開閉方法を種類別に徹底解説スナップ式・スクリューバック式・ネジ留め式裏蓋の開閉方法を解説した内容です。初心者でも取り組めるように手順からコツまで詳しく画像付きで解説しています。この記事を読むことによってご自身の時計を”自分で”電池交換するようになれます。...

電池を外す

手順

  1. 白い板(緩衝板)を外す
  2. 電池押さえのロックを外す
  3. 電池をスライドして取り外す

下記で画像付きで解説していきます

①緩衝板を外す

まずは上記写真のように機械上部に乗っている白い板(緩衝板)を取り外します。
と言ってもピンセット等で白い板を持って上部へ持ち上げるだけで外れます。

下にある機械部分が浮いてこないように、機械部分を直接指で押さえながら白い板(緩衝板)を外しましょう。

電池押さえのロックを外す⇨電池をスライドして外す

手順

  1. 赤〇のロック部両側の羽の様な所に先端の細い工具を当てる
  2. 矢印方向へ軽く引っ張る
  3. ロックが外れて電池が浮き上がる
  4. 電池を矢印方向へスライドさせて取り出す

新しい電池を入れる

入っている電池は【CR1220】Amazonでした。

電池を取り外した逆の作業をするので、外した方向から矢印方向へ電池をスライドさせセットします。
この後電池押さえフック部分を下方向へ押し込んで『カチッ』と音がしたら固定されます。

もし電池押さえ部分(白シールのところ)が浮き上がってくる場合はロックされていません。再度矢印方向へ押して、押さえが浮き上がってこないように押し込みましょう。

これで電池のセットは完了です。

Amazonが最安

カシオのデジタル時計はACショートが必須

ACショートとは⇒機械を初期設定すること。
AC=All CLEARの略。
機械本体にも【AC】で表記されています。

電池をセット後にAC部分のマイナス回路(後述する機械側金色部分)と、電池などのプラス部分をピンセットの両先で接触させます。

これをすることで初期設定は完了します。
電池を入れる時に説明した電池押さえ部分の白いシールにも英語で記載されています。

しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
何だか良く分からない方でも大丈夫!
単純に必要な作業だと割り切って下さい。
それでは実際にやってみましょう。

どのG-SHOCKも方法は同じですので参考にしてみて下さいませ👇


まずは機械側の【AC】部分を探します。
赤○で囲んだ金色の場所がマイナス極です。
電池がプラス極なのでマイナス極と導通するように接触させます。

しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
早い話は、金色のACと銀色の金属部分を1本の金属で接触させればOK!
クリップを伸ばして使っても◎です

右写真の右下の赤線部分
『ACショートの指示』が英語で記載されています。

今回の画像はピンセットではなく2本の金属棒を接触させる方法で実施しました。
もちろんピンセットの両端などで接触させてもOKです。
こんな感じ👇

AC(ー)にピンセットの先を突っ込んで、もう片方は電池か機械銀色の部分が全てが(+)なので一度確実にピンの先を当てましょう。

ACショートが成功すると、液晶にH-SET(ハンドセット)表示が出ます。
ハンドとは⇒針のことです。

こうならなかった場合は、AC部分に挿し込んでいるピンセットの先が金色の回路部分まで届いていない可能性がありますので、しっかり押し込んで再度ショートし直しましょう。

しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
それでも駄目だった場合は残念ながら故障です

確実にACショートできるピンセット👇

蓋を閉める

最初に外した緩衝板を機械側突起部分へ合わせて落とします。
下方向へ指で押し込んでから蓋を閉めて下さい。

機械が浮いてしまったりボタン位置がずれた時の対処法

こんな時には以下が必要
  • ボタン位置がずれて押しても効かない
  • 機械が浮き上がって蓋が閉まらない

対処法を画像でお伝えするのはなかなか難しかったので、下の動画にまとめました。
50秒程度なのでサクッとご覧くださいませ。

フタを閉めて完了

あとは蓋を閉じてネジを締めると完了です。
時刻合わせはCASIO公式ページより下の赤〇部分の数字を入力して検索してください。
下記にリンクを貼っていますのでそちらからでも確認OKです。

時間の合わせ方は以下を参照
CASIO公式サイト
GA-110取扱説明書

電池交換が終わって外装全体をキレイに蘇らせたい場合は、下記の記事をご覧くださいませ。ピカピカになります。

【手間無し】G-SHOCKの外装を一瞬でキレイに蘇らせる方法古くなって家の引き出しに眠っているG-SHOCKや、フリマで購入したG-SHOCKの外装復活方法を解説しております。300円円以下でピカピカに蘇り、リセールする場合にも有利に働きます。せどりをする場合や、フリマリセール時の写真撮影でも映える画像で売り上げアップ。一瞬でピカピカに!...

節約できた時間と金額

引用:CASIOお客様サポート

結論

電池代のみの場合3,000円の節約+時計店までの往復時間分節約。
ピンセットとプラスドライバーが無い場合は購入をオススメします。
記事の最後に安い工具のリンクを貼っておきます。
※Amazonが最安です。

上記はひとつの例ですが、冒頭で述べた通り時計店では基本的に預かり修理になりますので2~3週間の時間節約も出来ますね。

まとめ

テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できると思います。

フォーカス面は以下の通り

  • 自身での電池交換料金は最安で250円
  • 1回の節約金額は最大3,050円
  • 自分では防水試験が出来ないデメリットあり

以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。

そう難しい事でもありませんし、必要工具を複数購入しても2,000円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。

自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。

ではまた✋

👇リンクも所有率の高いDW‐6900系、DW‐5600系Gショックの電池交換解説です。
よろしければご覧くださいませ。

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