この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃なる手数料を節約すること”を目的としています。実践すれば電池代だけで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。
G-SHOCKはメーカー出しすると費用が高い
G-SHOCKは頑丈でオシャレながらお安く購入できて人気なのですが、一方で電池交換費用が高いのが特徴。
買ってから数年は気に入って着用しますが、止まる頃には外装にややダメージがあることで電池交換をためらう方は少なくありません。
実は電池交換を自分で行えば非常に安く済ませられます。
費用の比較表
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,850円~ +送料 |
166円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
≫電池交換料金のカラクリ
分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番の確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
しかし、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるはず。
ぜひ最後までご覧くださいね。
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケースの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
電池交換の作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- ACショート
- 裏蓋を閉める
電池が切れたまま長時間放置すると液漏れするため、切れたと思ったらすぐに交換することをオススメします。
写真のような状態となってしまい、機械の故障につながるため余計な費用が掛かってしまうためです。
YouTubeで流れを確認する(時間合わせ方法も)
裏蓋を開ける方法
ネジは⊕ですので、プラスドライバーで回すと簡単に外れてくれます。
難しい説明は不要と思いますが、もし分からなければ下記の記事を参考にしてくださいませ。
電池を外す方法
まず最初に機械の上に乗っているグレーのゴム素材のパーツをピンセットなどで持ち上げて取り外してください。
難しいことは無く、簡単に外せます。
手順:写真左から
- 電池押さえ部分
- 写真左赤〇部分の電池押さえフックをチェック
- 細い工具を突っ込みます
(安全ピンでも可) - 矢印方向へスライド
- フックが外れ電池押さえが上に持ち上がります
手順:写真左から
- 電池を持ち上げる
- 白いシールを剥がす
- 横へスライドする
電池が白いシールにくっついているため、機械を下へ押し付けながら電池からシールを剥がしてください。
新しい電池の入れ方
入っていた電池はCR2016でした。
手順:写真左から
- 横からスライドしてセット
- フック部を下方向へ押し込む
- カチッと音がするとセット完了
カシオ製品必須作業【ACショート】
電池と機械に電流を導通させるために、AC(オールクリア)ショートをする必要があります。初期設定のようなものとご理解ください。
この作業をしないと液晶が点灯しませんので、必ず行いましょう。
手順:写真左から
- AC表記と□枠部の説明を確認する
- AC横の金色部と機械の銀色部をピンセットの両端で2秒間接触させる
- 液晶が点けば完了
裏蓋を閉める方法
もし可能ならば防水力を維持するため、シリコン塗布器へ裏蓋パッキンをサンドしてから蓋を閉めると安心です。
本体側or蓋に黒いゴムパッキンがありますので、写真の様にピンセットなどでつまんだ後に、シリコン塗布器へ入れてください。
その後はサンドして完了となります。
機械の上部に乗っていたグレーのゴムを乗せて、裏蓋を閉めていけば完了です。
赤〇部分を目印にするとピタッとはまります。
その後は蓋をして、対角線の順番でネジを締めていきましょう。
これで完了です。
時間合わせ方法
時間の合わせ方は以下を参照
CASIO公式サイト
≫時間合わせ方法
まとめ
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,300円~ +送料 |
166円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できます。
メリット・デメリットのとらえ方は結局自分次第
フォーカス面は以下の通り
- セルフ作業で166円
- 節約金額は3,684円以上
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を揃えても初回だけ千円前後で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
Gショックの品番別の交換方法をまとめた記事がございますので、あわせてご覧下さいませ。
≫Gショック品番順電池交換方法記事(日々増加中)
ではまた。