この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃(手数料)を節約”を目的としています。実践すれば電池代だけで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。
80年代風オールドスクールデザインが人気で、数多くの派生モデルやコラボモデルがあり、お持ちの方は多いのが現状。
電池の外し方が難しい、時刻合わせが独特などクセが強い機種ですので、簡単に電池交換が進められるように記事にしました。
動画で流れを確認でき、時刻合わせ方法も解説していますので、ぜひ気になるところを下記の目次から選んでごらんください。
国産機種の電池交換費用
電池交換 比較表 |
店舗 依頼 |
セルフ |
費用 | 1,650円~ | 109円 Amazon≫ |
作業時間 納期 |
30分~ |
5~10分 以内 |
店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませられます。
≫電池交換料金のカラクリ
しかし、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるはず。
ぜひ最後までご覧くださいね。
電池交換の作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
→作業が特殊です! - 新しい電池を入れる
- 裏蓋を閉める
電池が切れたまま長時間放置すると液漏れするため、切れたと思ったらすぐに交換することをオススメします。
写真のような状態となってしまい、機械の故障につながるため余計な費用が掛かってしまうためです。
≫腕時計を末永く使い続ける方法
裏蓋を開ける方法
コジアケという工具を使って、ケースと蓋の隙間に刃先を突き刺します。コジアケは安いもので構いませんので、Amazonなどで取り寄せて購入しましょう。
ケースの角にコジアケの刃先を突き刺すと蓋が空きます。入りすぎないよう写真のように刃先を指で持ちましょう。すぐに蓋は開き、下記写真の機械がご覧いただけます。
電池の外し方
銀色の部品(どこでも良い)を持ち上げて、内部機械ごと持ち上げて取り出しましょう。
機械の側面を指で持ちながら、赤い〇部分をチェックしてください。電池を押さえている部分ですので、ロックを外していきます。
上下左右に1ヶ所ずつありますが、両サイドと12時位置の3か所のみ外すのをオススメします。
銀色の部品が白いプラスチック部分に引っかかっているだけですので、上写真のようにピンセットなどで少し銀の部品を持ち上げるとすんなりと外れます。3ヶ所外しましょう。
銀の部品を少し持ち上げながら、電池を横へかき出しましょう。
新しい電池を入れる方法
電池は横から滑り込ませるように入れましょう。溝へぴったりハマります。
ロックを外しておいた部分3ヶ所を下方向へ押すだけでカンタンに「カチッ」とロックされます。
蓋を閉める方法
取り出した機械をケース側へ戻します。ボタン部分が引っかかって入りづらい場合には、下写真のように作業を行いましょう。
左右4ヶ所のボタンに当たる銀の部分を内側へずらしながら、機械を下へ優しく押し込みます。すると機械は元あった場所へ収まります。
蓋は比較的簡単に閉まる構造で、女性の力でも閉まります。
時間合わせ
自分で電池交換するデメリット
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケースの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫自分で電池交換するデメリットと対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
まとめ
電池交換 比較表 |
店舗 依頼 |
セルフ |
費用 | 2,200円~ | 109円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できます。
メリット・デメリットのとらえ方は結局自分次第
フォーカス面は以下の通り
- セルフ作業で約100円
- 節約金額は約1,550円
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を揃えても初回だけ1,000円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。ではまた。