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【ランナー必見】タイメックスのアイアンマンを自分で電池交換する方法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
この記事を読むことにより所有している時計を”自分で”電池交換することが可能となります。
最安は電池代だけのワンコイン以内。
ポイントを押さえて解説しています。
しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
腕時計業界20年の現役修理士の私が教えます。

自分で電池交換作業が結局一番安い

くしゃみ100man
くしゃみ100man
タイメックスの電池切れてるよ~。
ライト使いすぎたかな。 

なんて思っていませんか?

それほど高価な時計でもないのに防水力が高い(100ⅿ)がために電池交換代はそれなりに高いですよね。

料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
タイメックスアイアンマンの場合、一般的なのがメーカー出しで納期2~4週間/料金が2,750円~程度かかります。

全国に出店しているタイムステーションNEOの料金を例に出しました👇

画像引用:タイムステーションNEO公式HP

毎度のことながら少しだけ高く感じませんか?
時計屋さんに持って行っているのにその場で電池交換せずに修理センター送りになるのも何だか…モヤモヤしますよね。

くしゃみ100man
くしゃみ100man
タイメックスはあるけどコレじゃないよ。

という方でも安心してください。
デジタルのタイメックスはどれもほぼ同じ手順です。
ACショート(後述します)の位置が違う程度で、よほど変わったデザインの物でなければ心配はいりません。

実は電池交換作業は『テクニック不要で激安』に自分で出来るものです。
それがしゃっくり100男の電池交換解説。

何故なら作業時間10分程度で一番の料金コストは電池代ではなく、作業工賃だからです。

気になる料金面の比較

料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
≫電池交換料金のカラクリ

TIMEX
電池交換
店舗依頼 セルフ
初回
セルフ
2回目
費用 1,980円~
4,400円
1,000円
以下
約150円
程度
作業時間
納期
30分~
4週間
10分以内 5分以内

分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番の確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
※工具が必要な場合でも購入金額は激安ですから安心してください。

結論はAmazonや楽天などで安い電池や工具を自宅に居ながらにして取り寄せるのをオススメしていますが、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。

節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。

自分で電池交換するデメリット

防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。

万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によっては外装(ケース)交換が伴いますので非常に高額料金に…。

きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策

使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。

作業手順

  1. ベルトを外す
    (構造により不要の場合あり)
  2. 裏蓋を開ける
  3. 電池を外す
  4. 新しい電池を入れる
  5. ACショート
  6. 裏蓋を閉める
    (ベルトを取り付け)

はじめにベルトを外す

今回例題としているアイアンマンの場合、裏蓋の上にベルトが乗っかっていました。
そこでまずはベルトを外す必要があります。

ベルトとケースを繋いでいる”バネ棒”をマイナスドライバー等で矢印方向へ引っ掻いて外します(写真参照)

棒側に引っ掛かるところがあり、棒自体が縮みますので割とスムーズに外れるはずです。
片方が外れたらもう反対側も同様に外してあげましょう。

裏蓋の開け方

あとはネジ留めなので4点を反時計回りに回して蓋も外しましょう。

それほど難しい作業ではありませんが、詳しく知りたい方は下記リンクを参照ください。
>>タイプ別裏蓋開閉方法

蓋が開きましたら、赤〇部分のネジ1点留めなのでさっそく電池を外していきます。

電池の外し方

電池の上に”電池押さえ”があり、ネジを1ヶ所外すと押さえも同じく外せるような仕組みです。

しゃっくり100Man
しゃっくり100Man
まずは難しく考えずにネジを外してみましょう。

すると電池押さえごと浮き上がってきて取り外せるはずです。

電池押さえが外れたら、電池が浮き上がってきますので横にスライドするなり取ってしまいましょう。

新しい電池を入れる方法

電池No,CR2016 でした。
※👆写真参照
同じ電池を購入して入れます。

Amazonが最安です。

新しい電池は上から機械へ落とすだけです。

この後上写真のように、電池押さえの出っ張り部分を矢印方向機械側の窪みへ入れます。
そしてピンセットを離して、先程外したネジ1点を締めます。

ここまでで電池のセッティング作業は完了です。

TIMEXデジタルはACショートが必要

前述の電池を入れただででは正しく動作しなか、表示さえもしない可能性もあります。

ACショート=再起動

【ALL CLEAR】の略で、初期設定が必要になります。初期設定とは言ってもピンセットの両端で機械の金色部分の回路と電池を接触するだけです。

機械パターン①

電池押さえのシール部分にも【AC PAD AND BATTERY(+)】の表記があり、しかも親切に赤〇で囲んだ部分に三角の矢印があります。

つまりは【AC PAD】部分はココ!という事ですね。

【BATTERY(+)部分は】今見えている銀色の金属部分全部と思って頂いて構いません。
この2か所をピンセットの先で同時に触るだけで完了です。

これで液晶表示が点かない場合は故障になります。
もしくは点かない場合には正確にピンセットの両端が接触していない可能性がありますので、何回かトライしてみて下さい。

機械パターン②

上記写真赤〇部分の奥に金色の回路●●が見えます。

ここへピンセットを突っ込んで、両端でそれぞれ●●回路の金色部分を接触させます。

これでパターン①と同じくデジタル液晶がリセットされて12:00:00/1月1日になります。
もしこうならなかった場合は、再度ACショートをトライしましょう。

機械パターン③

電池の上に貼られている赤いシールの下に『AC』表記があり、非常にわかりづらい。
しかし、赤いシールに▼マーク(左写真○で囲んだ所)があったので見つけることができました。

AC部分の金色いところと、機械の銀色部分(どこでも可)を接触させるとショート成功です。

この後はパターン①・②・③は共通。
蓋を閉めて、ネジを締めると完了となります。

外したベルトの取付

ちょっとコツがいりますので解説していきます。

まずは上記写真のように、片方のバネ棒をケースの穴に入れます。

もう片側のバネ棒の引っ掛かるところにマイナスドライバーを当てて下方向へ押すと、バネ棒が縮んでケース奥へ入り込みます。

この後ケース側の穴を見て、バネ棒を穴めがけてマイナスドライバーで押し込むとスムーズに取り付けが完了いたします。

セルフ電池交換で節約できた金額と時間

冒頭で述べた通り、一般的な時計店へ依頼する電池交換料金は4,400円(税込み)です。
※アイアンマンはランナーの使用率が高く、汗をかくため防水試験をゴリ押しされる。
結論
金額:約4,250円の節約
時間:店舗へ持って行く時間/取りに行く時間、4週間の納期分節約自身で用意するもの
交換用電池150円程度
ピンセット(amazon)を用意してもプラス150円程度。

タイメックス・アイアンマンのセルフ電池交換まとめ

TIMEX
電池交換
店舗依頼 セルフ
初回
セルフ
2回目
費用 1,980円~
4,400円
1,000円
以下
約150円
程度
作業時間
納期
30分~
4週間
10分以内 5分以内

テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できるよ思います。

フォーカス面

  • セルフ電池交換料金は150円程度
  • 1回の節約金額は最大4,250円
  • 自身で作業すると10分程度
  • 防水試験が出来ないデメリット

以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。

そう難しい事でもありませんし、工具セットはECサイトで購入すれば合計2,000円程度で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。

自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。

ではまた✋

オススメ激安工具👇
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