この記事では”自分で電池交換作業”をして”工賃(手数料)を節約”を目的としています。実践すれば電池代だけで基本的に全ての時計を電池交換可能となります。
ガラパゴスダーウィン研究所モデルはメーカー受付終了
AW-500系の機種ではありますが、限定モデルのため外装に特別なプリントが施されています。破損した場合には交換パーツが無いため、メーカーでは受付終了。
作業を行うお店を見つけるのも難しいため、ご自身で交換をおすすめしています。
費用比較表
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,850円 | 286円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
店舗へ依頼する場合、その場へ行くまでの往復時間や交通費も掛かるのでお忘れなく。
料金のほとんどを占めている作業工賃を自分で電池交換することで、電池代だけで済ませることが出来るのです。
≫電池交換料金のカラクリ
分かりやすく図解入りで解説していて、時計に入っている電池の型番の確認や購入先、必要な工具までを網羅しています。
しかし、お急ぎの場合は電気屋さんで販売されている電池を購入してもOKです。
節約した時間やお金は、美味しいご飯を食べたり遊びに行ったり、貯金・投資に回しても良いですよね。
見終わるころには『なんだ簡単じゃ~ん。』ときっと思えるはず。
ぜひ最後までご覧くださいね。
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケースの交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫自分で電池交換するデメリットと対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
電池交換の作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- 新しい電池を入れる
- ACショート
- 裏蓋を閉める
YouTubeで流れをチェック
電池切れ放置の危険性
電池が切れたまま長時間放置すると液漏れするため、切れたと思ったらすぐに交換することをオススメします。
写真のような状態となってしまい、機械の故障につながるため余計な費用が掛かってしまうためです。
≫腕時計を末永く使い続ける方法
裏蓋を開ける
台座がある方はセット後にスクリューバックオープナーを使って反時計回りに蓋を回します。台座が無い方はガッチリと手で固定して回しましょう。
電池を外す方法
はじめに黒いゴムを外します。その後にプラスチックのスキマ部分をピンセットで掴んで上方へ持ち上げます。
機械が出現したら写真左の赤〇部分をチェック。このネジを精密ドライバーで緩めるだけにして回してください。
電池抑えが白いプラスチックに引っかかっているだけなので、ピンセットなどで矢印方向へ少し押さえをズラしてください。
ネジが緩んでいるため電池押さえが持ち上がりますので、電池ごと持ち上げてかき出しましょう。
新しい電池の入れ方
入っていた電池はSR920W
頭が【SR】から始まる電池の場合、末尾は「SW]と「W」がありますが、必ず「W」を選んでください。
手順
- 横からスライドしてセット
- フック部を下方向へ押し込む
- カチッと音がするとセット
- 緩めておいたネジを締めて完了
電池セット後の必須作業【ACショート】
電池と機械に電流を導通させるために、AC(オールクリア)ショートをする必要があります。初期設定のようなものとご理解ください。
この作業をしないと液晶が点灯しませんので、必ず行いましょう。
手順→左写真から
- AC表記を探す(赤〇部分)
- AC上部の銀色部分をチェック
- 銀色部分と電池をピンセットの両端で接触させる
裏蓋を閉める方法
機械赤〇部分が突起部分となり、白いプラスチックの穴に合わせるとピッタリはまります。このあとに黒い緩衝ゴムを戻しましょう。
パッキンへシリコン塗布
古いモデルなので、もし可能ならば防水力を維持するため、シリコン塗布器へ裏蓋パッキンをサンドしてから蓋を閉めると安心です。
単純にパッキンを取って塗布器へ入れてパフパフするだけ。簡単な作業です。その後はケースの溝へパッキンを戻しましょう。
パッキンを戻す場所は写真の赤い円部分ですので、迷うことは無いでしょう。
このあとは裏蓋を指で限界まで締め、スクリューバックオープナーでも限界まで締めましょう。
時間合わせ方法
時間の合わせ方は以下を参照
CASIO公式サイト
≫時間合わせ方法
≫カンタン時刻合わせ
まとめ
電池交換 比較表 |
メーカー 依頼 |
セルフ |
費用 | 3,850円 | 286円 ≫Amazon |
作業時間 納期 |
60分~ 2週間 |
5~10分 以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できます。
フォーカス面は以下の通り
- セルフ作業で286円
- 節約金額は約3,500円
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を揃えても初回だけ千円前後で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
Gショックの品番別の交換方法をまとめた記事がございますので、あわせてご覧下さいませ。
≫Gショック品番順電池交換方法記事(日々増加中)
ではまた。
ではまた✋