私はどこにでもいるしがない会社員。以前から時計が好きがゆえに、時計屋会社に入社し修理士免許を取るまでに。電池交換などのメンテナンス作業をご紹介して、このサイトを見ていただいた中の一人でもメンテナンスに興味を持っていただけたらなと思います。今後長期的に見れば時計の故障を防げたり、短期的には止まった時計を直ぐにご自身で電池交換作業ができ、時間とお金の節約にもなります。不要な時計をリセールしたり、せどりなどにも向いていると思います。参考になっていただければ嬉しいです。
結局自分で電池交換作業するのが一番安い
こんにちは、しゃっくり100男です。
タイトルにもありますが結論SWISS製でも腕時計の電池交換は非常に簡単です。
このサイトではセルフで電池交換やメンテナンスをし、長期的に見て時間とお金を節約することを目的として配信しております。
ですが自分でやったことが無いと何も分からないわけですから
こんな声が聞こえてきそうです。
または何も考えずにそういうものだと思って時計屋さんへ持ち込んではいませんか?
各ムーヴメントの電池交換方法を画像付きで解説しておりますので、きっと読んで下さっている方々がお持ちの時計もお店に持ち込まずにセルフで出来るようになります。
プロフィールや電池交換代金のカラクリは下記リンクからご覧くださいませ。
【電池代+作業工賃=電池交換代金】
プロフィールをご覧になった方はお分かりかと思いますが、作業工工賃が一番高いので是非コストカットしていきましょう。
例題はハンティングワールド ETA955,112ムーヴメント編
ムーヴメントの紹介
良くできた機械で比較的10~20年前に発売されたスイス製の時計に使用されております。
有名どころではHAMILTONやRADO、カルバンクラインによく見かけました。
HERMESやGUCCIにも採用されていた時期もありましたね。
分解も組み立ても各ゾーンで分けられているので、クォーツは全部この機械にして欲しいくらいです(笑)
そもそもETAというのがスイスのムーヴメント供給の会社でスウォッチグループなのですからそれも納得です。日本でいうところのシチズンの様な会社をイメージするとお分かりいただけるかと思います。
それでは解説していきます。
電池を外す
今回はハンティングワールドを例で紹介するのですが、裏蓋はスクリューバック式でした。スクリューバックオープナーという工具を使って開ける一般的なタイプです。
以前に詳しく解説しておりますので下記リンクを参照してくださいませ。
手順
- リューズは上方向にして時計を置く
- 先端のとがったピンなどを電池側面に当てる
- 矢印方向へ下から掘り起こすようにスライド
新しい電池を入れる
電池は上記の手順で取れたので新しい電池を入れます。
電池の品番は【SR920SW】なので同じ電池を入れます。
この機械の場合は無造作に入れても大丈夫です。壊れません。
※コイルがむき出しなのでオレンジの部分には触れないよう気を付けましょう。
手順
- ○で囲んだ電池押さえバネを確認
- 電池押さえバネに電池の側面(+)を当てる
- 電池側面を当てた所の上から指で押し込む
針が動いていることを確認して電池交換作業は終了。
※動かない場合はリューズが押し込まれているのか確認。押し込まれていて動かない場合は残念ながら故障です。
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まとめ
長々と解説してきましたが、難しいことは書いていないつもりです。
なるべく簡単に要点をまとめていますので、ご自身でも出来るのではないでしょうか。
時計の電池交換の解説なのですが、ご自身で作業して節約したい方はもちろんの事、時計せどりをしていたり、これからしたい方にとっても参考になっていただければ嬉しいです。
後日他の時計のムーヴメント編や他クロノグラフの電池交換編やセルフメンテナンス方法を配信していきますので乞うご期待。
ではまた。
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