結局自分で電池交換作業するのが一番安い
こんにちは、しゃっくり100男(プロフィールはこちら)です。
みなさんがお店に行って電池交換をお願いするCASIO G-SHOCKの時計。
料金形態は様々だと思いますが、ほとんどの場合は預かり修理になります。
一般的なのが納期２～３週間／料金が3,300～5,500円程度が掛かります。
引用：カシオ公式HP
毎度のことながら高く感じますよね？
G-SHOCKってディスカウントストアでは1万円以下で販売されています。
それに対して電池交換料金はほぼどのストアでも一律で3,000円以上は掛かります。
時計屋さんに持って行っているのにその場で電池交換せずに修理センター送りになるのも何だか…モヤモヤしますよね。
という方でも安心してください。
G-SHOCKはどれも同じ手順です。
店舗orセルフ？電池交換料金比較表
| 比較表 | 店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
| 費用 | 3,300円～ | 1,000円 以下 |
約200円 |
| 時間 納期 |
60分～ | 5～10分 以内 |
5～10分 以内 |
実は電池交換作業は『テクニック不要で激安』に自分で出来るもの。
それがしゃっくり100男の電池交換解説。
何故ならテクニック不要なので作業時間5分程度、激安なのは一番の料金コストが電池代ではなく作業工賃だからです。
『こんな時、自分でチャチャっと出来たら良いのになぁ…』と思った事のある方必見、この記事を最後まで見て頂ければ自分で簡単に作業が出来るようになり、さらに高額な電池交換作業量も掛かることはありません。
結論からお伝えするとG-SHOCKの時計はコツがありますが簡単です。
このDW‐6700に限らず、どのG-SHOCKも同じような手順で難易度もほぼ同じです。
しかも今後もしこのスキルを忘れることがあっても、記事を見返すだけですぐに思い出して簡単に作業が出来ます。
いつまでも自分の時計はワンコイン程度でセルフ電池交換出来ますのでお得です。
最近発売されて大人気のGM-2100シリーズも電池式になりますので、覚えておいて損は無いと思います。
G-SHOCK好きは複数本お持ちであったり、コレクターならばさらに多いと思います。
このスキルは家族や友人は元より、時計のせどりにも役立ちますので是非覚えて帰ってくださいね。
プロフィールや電池交換代金のカラクリは下記リンクからご覧くださいませ。
≫電池交換料金のカラクリ
プロフィールをご覧になった方はお分かりかと思いますが、作業工賃が一番高いので是非コストカットしていきましょう。
自分で電池交換するデメリット
防水力の高い時計でも実際に海や水につけて使うユーザーは非常に少ないと思います。
万が一浸水してしまうと内部機械修理以外にも、場合によってはケース交換が伴いますので非常に高額料金に…。
きちんとパッキンをあった場所へセッティングすれば防げるのですが、どうしても自分で作業するのが心配ならば下記の記事を読んでから進めてくださいませ。
≫腕時計を自分で電池交換する【デメリット】とその対策
使い方は非常に簡単。
千円程度で防水力の維持ができますので、おすすめです。
電池交換の作業手順
- 裏蓋を開ける
- 電池を外す
- ACショート
- 裏蓋を閉める
ベルトを外す方法
ベルトを外さなくても作業できるのですが、外した方がスムーズな場合が多いので私は必ずベルトは外します。
ケース裏側へマイナスドライバーを挿し込んで、バネ棒のツバ部分に引っ掛かったら矢印方向へ軽く引っ張ります。
すると割と簡単に外れてくれますので、同様に反対方向も外していきます。
実際にやってみると、画像で見るより簡単です。
あとからベルトの取付方法も解説します。
裏蓋を開ける方法
まずは裏蓋はネジ留めなのでプラスドライバーを使用して外していきます。
※外したネジを失くしてしまわないよう、裏蓋の上に置くことをお勧めします。
ネジを回すだけなので説明は必要ないと思いますが、一応下記リンク張っておきます。
≫タイプ別裏蓋開閉方法
電池を外す方法
G-SHOCKの『SHOCK』吸収部分、機械の上に乗っている緩衝ゴム材を上方へ取り外すと電池が見えてきます。
電池押さえがあり、赤〇で囲んだネジの1点留めなのでこのネジを回して取り除きます。
ネジを外した位置から👆写真のように電池をかき出します。
簡単でしたよね？ [
新しい電池を入れる方法
取り出した電池はCR2016でしたので同じものを入れます。
非常にリーズナブルなのでリンク貼っておきました。
もうお気づきかもしれませんが、プラスドライバーとピンセットが家にある場合はこの電池代のみで他に費用は掛かりません。
Amazonが最安
ピンセット等一式揃えても1,500円程度
という事で続けます。
電池を外したとき同様にスライドして滑り込ませて、電池押さえを指で上から押さえます。
あとは先ほど外したネジを入れて電池を固定します。
初期設定【AC】ショート：YouTube動画付き
機種こそ違いますが、概要と方法は全く同じです。
下記で実機の詳細を写真付きで解説していますので、ご覧くださいませ。
詳細を写真付きで解説
まずはACの場所を探します。
赤〇で囲んであるところがACになります。
機械の『AC(オールクリア)』表記の場所を探します。
この場所(金色部分)にピンセットの片方を当てて、もう片方は電池に当てます。
『AC』がマイナスで電池がプラス。
マイナスとプラスをショートさせることで初期設定完了です。
※CASIOとSEIKOはこのACショートが必要です。CITIZENはあまり見かけません。詳しい説明は下記リンクを参照ください。
≫SEIKO【ACショート】
これで『ACショート』作業は完了です。
電池とムーヴメントがショートすると、デジタル表示は12:00:00にリセットされます。
表示が出なかった場合にはもう一度ACショートして下さい。
それでも動かなかった場合は残念ながら故障です。
フタを閉める方法
この後は緩衝ゴムを被せて蓋を閉め、ネジ4本を固定して電池交換作業は完了です。
機械が浮いてしまったりボタン位置がずれた時の対処法
- ボタン位置がずれて押しても効かない
- 機械が浮き上がって蓋が閉まらない
対処法を画像でお伝えするのはなかなか難しかったので、機種は違えど方法はすべての機械で同じ方法！
下の動画にまとめました。
50秒程度なのでサクッとご覧くださいませ。
Gショックのベルト取付方法
手順
- ベルト取付穴の片方へバネ棒を入れます。
- 反対側のバネ棒は外に出ている状態。
- バネ棒のツバにマイナスドライバーを引っかけて矢印方向へ縮ませてベルトを奥へ押し込む
- 今度は③の逆で矢印方向へバネ棒を穴へ押し込む
自分でベルト交換も出来るスキルですので、やれるようになると非常に便利ですね。
これで作業は完了です。
電池交換が終わって外装全体をキレイに蘇らせたい場合はコチラ👇の記事をご覧くださいませ。
よくある質問集
もちろん100％無くはないですが、本記事の注意点をご覧いただければ失敗の可能性は限りなく少なくなります。
その場合は故障です。新しい電池が切れていることは考えにくいので、基本的に分解洗浄(オーバーホール)が必要となります。
そんなことはありません。裏蓋パッキンを開けた時と同じ場所へはめ込めば大丈夫。開ける前と後で防水力は変わりません。
G-SHOCK【DW-6700】を自分で激安に電池交換する方法まとめ
| 比較表 | 店舗依頼 | セルフ 初回 |
セルフ 2回目 |
| 費用 | 3,300円～ | 1,000円 以下 |
約200円 |
| 時間 納期 |
60分～ | 5～10分 以内 |
5～10分 以内 |
テクニック不要でどなたでも再現可能な作業手順を公開してきました。
作業手順の所だけチラっと見返すと直ぐに実践できるよ思います。
フォーカス面
- セルフ作業で最安200円以下
- 1回の節約金額は最大3,100円
- セルフは作業時間5～10分程度
- デメリットは防水試験未実施
以上を踏まえて『自身で電池交換しても良いなあ』と思った方は、どんどん”作業工賃”なる手数料を節約して美味しいものを食べたり、遊びに行ったり、投資・貯蓄に回したりと金銭面での自由度は飛躍的に上がることでしょう。
そう難しい事でもありませんし、必要工具を複数購入しても千円以下で済みますので実践してみる価値は十分にあると思います。
自分で作業したからといって、そう簡単に時計は壊れるものではありませんから是非1歩踏み出してみましょう。
電池交換が済んだら外装をサクッと綺麗にできる下記の動画もおすすめです。
ではまた✋
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