こんにちは、しゃっくり100男(プロフィールはこちら🔗)です。
普段は時計の修理士として活動中。
修理士免許を生かして、腕時計のせどりや節約でセルフ電池交換解説、時計レビューの3本柱でブログを運営しています。
高コスパ・高見えの国産メーカーウォッチ
なんていう声が聞こえてきそうですが…。
時計ブランドは星の数ほどありますが、筆者もなかなか手頃な価格の物で10万円以上に見える時計って少ないと思うんですよ。
筆者の考えではありますが、実は国産メーカーなら外装がしっかりしていますので比較的高見えしやすい傾向です。
なぜならデザインだけではなく、日常使用に耐えられる防水性確保のため、ケース設計などに気を配っているだけではなく、ケース厚もなるべく薄くして着け心地を良くするような企業努力があるからです。
防水性能は防水力が上がるに従い、それに比例してケースも厚くなります。
やはりせっかく購入した時計がすぐに湿気が入ってしまっては、デザインどうこうの問題ではなくなりますからね。
筆者もアンティークから現行品まで幅広く時計は見てきていますが、結論は最近のクラシカルな自動巻きの時計では【SEIKO PRESAGE SARY193】がデザイン的にも飛び抜けてコスパが良いなと思っております。
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SEIKO PRESAGE【SARY193】外装レビュー
冒頭から”再現度”や”クラシカル”というワードで触れてきましたが、
とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
コチラです👇
1963年に東京オリンピックの公式計時を担当するセイコーが国産初のクロノグラフ(手巻き式)を完成させます。
当時の”クラウン”をベースにコンパクトなデザインで、現代でも同社高級機に搭載されている”コラムホイール式”をこの当時で開発。ボタンは2時位置のワンプッシュ式となっておりました。
クロノグラフ機能が無くなったことで、よりお手頃なプライスとなっています。
現在SEIKO公式サイトでは機械式クロノグラフの販売は少ないのですが、販売価格は30万円以上。
≫SEIKO機械式クロノ販売確認ページ(Amazon)
使用機会のないクロノグラフよりも、実用性のあるデイト表示の方が個人的にも助かります。
STYLE’60ワンプッシュクロノの再現性
- 文字盤の丸み
- ベゼル
- インデックス(目盛り)
- 針の形状
- ボックスガラス形状状
クロノグラフが無くなった代わりに、デイト表示が付きました。
非常に再現度が高いのですがベゼルは現代風によりシンプルに、インデックス(目盛り)はゴールドへ変更されています。
当時品からは良い意味で見た目の印象が変わって華やかであり、よりクラシックな印象にアップデートされてました。
ガラス形状
ベルトは3連コマの金属製(ステンレス)になっておりますが、その他はほとんど形状はそのまま。
特筆すべきは現代ではそれほど採用されていない【ボックス型ガラス】が採用されています。
この部品一つで一気にクラシック感アップ!再現度の高さが伺えますね。
インデックスの金色に合わせて文字盤をアイボリー色にしているところが、モダンさを演出していますよね。
インデックス(目盛り)にこだわりが凝縮
インデックス形状はバーインデックスのアップライド(植え字)で再現性が高く、その内側にある■型の夜光もそっくりじゃないですか!
アップライド(植え字)インデックスと、細かい分刻みのインデックスの間にあるアラビア数字の表記は無くなっていますよね。
バーインデックス(線形状の目盛り)文字盤で、アラビア数字のモデルはあまり見かけなくなりました。
👆こういった理由からか、アラビア数字表記が無くなったことで文字盤がスッキリしてシンプルになりますよね。
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サイドビュー
リューズ横の『S』ロゴも当時のフォントが再現されていました。
横から見た時に何も無いよりは、こういった気の利いたロゴがあるだけで所有欲が満たされますよね。
当時物ワンプッシュクロノとの違い
やはり違いは手巻⇨自動巻きに変更されているところにあります。
現代では定価60,500円ではどうしても自動巻よりも手巻の方が製造コストが上がってしまうのが現状。
また、手巻自体が高級時計ブランドのモデルに集中しているため玄人好みでトラブルは少ないと思います。
しかし定価10万円を切る時計の場合には、手巻時計に触れることの少なかったユーザーが大半のためゼンマイを巻き切ってしまうという懸念が容易に想像が出来ます。
こうなってしまうと即オーバーホールが必要となります。
この様な点を踏まえても、自動巻きになっていることはゼンマイ切れ以外にも利便性がありユーザーのためでもあります。
プレサージュのバリエーション
セミスケルトンモデルや、パワーリザーブ機能追加タイプなどバリエーションが出ています。
これから”オススメモデル”をご紹介いたします。
セミスケルトンSARY189
品番【SARY189】
定価66000円
機能としては、スケルトンにしているためカレンダー板を取り付けることが出来ないのですが代わりに24時間計が左上に設けられています。
そんなの必要なの~?
なんていう声が聞こえてきそうですが…。
仮に9時位置のスケルトン部分だけだとしたら、逆になんだか寂しい様な印象もありますからね。
セミスケルトンの方はアップライドインデックス(目盛り)が金ではなく、シルバー色のみの展開となっているようです。
筆者の意見としましては、再現度の高い3針タイプSARY193の方が好みであります。
\オープンハートモデルの確認は👇/
パワーリザーブ追加のSARY209
なんていう声が聞こえて来そうですが…
しかしSEIKOはセンス良く文字盤右側へ設置していました👇
ついでに6時位置の小窓はデイト(日)表示。
文字盤は白ではなく、アンティーク調のくすんだオフホワイトカラーで良い味が出ています。
インデックスが金色だったら最高でしたが、好みの分かれるところ。
筆者としましてはやはり3針タイプの方が好みとなります。
\パワーリザーブモデルの確認は👇/
プレサージュ【SARY193】着用画像
ケース幅40mm程度の一番使いやすいサイズ感。
やはりインデックス(目盛り)がイエローゴールドになっている分、華やかな印象を受けますよね。
また、文字盤中央やや下の【PRESAGE】ロゴも誇らしく感じます。
着用すると『本当に5万以下で購入出来るの~?』と驚くレベルではないでしょうか?
YouTubeショートで着用感を確認
前述してきたボックスガラス形状や、文字盤やインデックスなどを確認できたと思います。
プレサージュをベルト交換して着せ替え
オリジナルアレンジを紹介いたします。
上画像 スムース(柄無し)レザー |
トレンドのベルトデザインでシンプルな時計に多く採用されている。 |
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下画像 牛型押しレザー |
クラシックな定番デザイン。 |
右画像 NATO(引き通し)タイプ |
ややミリタリーテイストになり、カジュアルに変身させることが可能。 |
※ベルト幅は20㎜サイズ
ベルト交換後の着用画像
NATOタイプ👇それぞれ印象は違いますが、オススメはやはりクラシカルな型押しレザー!
次点でNATOタイプがカジュアルダウンさせる効果があって気に入っております。
ベルトの交換方法は👇写真参照
赤〇で囲んである穴に細いピン(安全ピンの先やクリップでも可)を矢印方向へ軽く押し込みます。
すると内部の伸縮性のある棒(バネ棒)が押されて縮むことにより、ベルトは簡単に外せます。
この押したバネ棒を革ベルト側に取り付け、縮めて時計へ取り付けます。
スムース(柄無し)レザーはコチラ |
型押しレザーはコチラ |
NATOベルトはコチラ |
プレサージュオススメ購入先&安く買う方法
これから購入を検討される方は下記を参考にしてください。
時計専門店購入:定価販売で1年保証/ポイント付与などはほとんどなし(あってもTポイント程度)- 量販店:20%割引
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セイコープレサージュ【SARY193】レビューまとめ
フォーカス面は以下の通り
- 60年代ワンプッシュクロノを復刻
- 5万円以下で購入出来る
- 見た目は10万円オーバー
- 当時の手巻から自動巻きに変更
- バリエーションあり
パワリザ・オープンハート - ベルト交換でイメチェン
👆こんな感じになりました。
これだけ語れて購入費用も片手以下で済むわけですから、国産時計最高ではないですか?
海外品とはまた違う良さがあり、デイリーユースに向いているアイテムかと思います。
普段は【10万円でここまで選べる】オススメ”ラグスポ”ウォッチ7選+α等を執筆していましたが、またクラシックな時計も良いなあと思う今日この頃です。
Webでお得に購入できるのも筆者の背中を押すキッカケとなりました。
気になる方は廃盤にならないうちに下記リンクから購入を検討してみてはいかがでしょうか?